イタリアが優勝候補対決でベルギーを2-1撃破! インシーニェのゴラッソが決勝弾【EURO準々決勝】

2021年07月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

今大会4連勝同士が激突

迷いのないシュートで先制ゴールを挙げたバレッラ(左)。(C)Getty Images

 現地時間7月2日に開催されたEURO2020の準々決勝で、ともに今大会4連勝のベルギーとイタリアがドイツのミュンヘンで激突した。

 序盤から激しい攻防が続く中、最初にチャンスを作り出したのがベルギー。怪我で出場が危ぶまれたデ・ブルイネが左足で狙い澄ましたシュートを放つが、GKドンナルンマのファインセーブに阻まれる。

 26分にも、カウンターでデ・ブルイネが持ち上がり、最後はルカクが左足で狙うが、これもドンナルンマに右手一本で防がれる。

 迎えた31分、先制ゴールを奪ったのはイタリアだった。パスカットしたヴェッラッティからエリア内でパスを受けたMFバレッラが、強引な突破から思い切りの良いシュートでネットを揺らした。

 さらに44分、左サイドから切れ込む得意の形から、インシーニェがミドルシュート。圧巻のゴラッソで追加点を挙げる。

 しかし45分、左サイドから仕掛けたドクがディ・ロレンツォに倒されてベルギーがPKを獲得。これをルカクが冷静に決めて、前半のうちに1点を返す。

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 追い上げるベルギーにビッグチャンスが訪れたのは61分。ドクからパスを受けたデ・ブルイネが送り込んだ鋭いクロスにルカクが合わせるも、スピナッツォーラにぎりぎりでブロックされる。

 さらに83分にも、たびたびチャンスを作り出してきたドクが、カットインからシュートを放つが枠を捉えられない。

 結局、試合はこのまま終了し、イタリアが優勝候補対決に2-1で勝利。2大会ぶりのベスト4進出を果たし、7月6日に開催される準決勝で、スペインと対戦することになった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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