ユナイテッドが約100億円でサンチョ獲得へ! OBファーディナンドは“後輩”に忠告「どんなことにも…」

2021年07月01日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

昨夏は交渉が失敗に終わり、移籍は実現せず

ドルトムントでブレイクしたサンチョ。母国に復帰する時が迫っているようだ。 (C)Getty Images

 ドイツで飛躍を遂げた若き才能は、マンチェスターに戻ってもさらに活躍できるだろうか。

 プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、イングランド代表のジェイドン・サンチョ獲得に向け、ドルトムントと合意したようだ。英公共放送『BBC』や英衛星放送『Sky Sports』などが報じた。

 BBCによると、移籍金は5回払いの7300万ポンド(約102億2000万円)。2019年にユナイテッドがレスターから8000万ポンド(約112億円)で獲得したハリー・マグワイアに続き、イングランド人選手で史上2番目の高額選手となる。

 2017年にマンチェスター・シティからドルトムントに移籍したサンチョは、ドイツでの4年間で137試合に出場し、50得点・57アシストを記録。2018年にイングランド代表デビューを果たし、開催中のEURO2020にも参加している。

 昨年夏はドルトムントと取引をまとめることができなかったユナイテッドだが、今夏は大型補強を実現させそうだ。マーカス・ラッシュフォードやメイソン・グリーンウッドらも擁するオレ・グンナー・スールシャール監督の下で、サンチョがどのようなプレーを見せられるか注目される。
 
 英紙『Daily Mail』によると、ユナイテッドOBのリオ・ファーディナンドは、自身のYouTubeチャンネルで「どんなことにも気をそらされるな」とアドバイスした。

「自分らしくあり、楽しませて、最終的な成果が大切だ。サッカーだけにすべてのエネルギーを注ぎ、集中しろ。とにかくクラブに関するあらゆることに没頭するんだ」

 ファーディナンドは「サンチョが来た。サンチョがここに来るんだ。素晴らしい気分だよ」と喜んだ。

「スタッツは嘘をつかない。得点への関与はこの3シーズンで彼が2番目。これはファクトだ。プレミアリーグは難しい。でも、わたしはサンチョを信じる。彼にはシティを飛び出して外国に行く勇気があった。強い気質を持つんだ」

 サンチョは、レジェンドの期待に応えることができるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェス編集部
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