EUROベスト8進出国の“最新優勝オッズ”が発表! 老舗ブックメーカーが“最右翼”と見立てたのは?

2021年06月30日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ドイツに完封勝利を収めたイングランドが1番人気に

(左上から時計回りで)イングランド、スペイン、ベルギー、スイスらが激戦を制し、ベスト8進出を決めている。(C)Getty Images

 現地時間6月29日にEURO2020のラウンド・オブ16の全試合が終了し、ベスト8進出国が出揃った。

 最激戦区のグループFを1位抜けした優勝候補のフランスがスイスに、グループCを3戦全勝で突破したオランダがチェコに敗れる波乱もあったラウンド・オブ16の結果を受け、老舗ブックメーカーの『William HILL』社は、6月30日付で優勝オッズを以下のように変更している。

●ベスト8進出国の優勝オッズ
1位:イングランド 3.10倍(開幕前:6.00倍/24か国中2位)
2位:スペイン   4.00倍(開幕前:8.50倍/24か国中4位)
3位:イタリア   5.00倍(開幕前:12.0倍/24か国中7位)
4位:ベルギー   8.00倍(開幕前:7.00倍/24か国中3位)
5位:デンマーク  11.0倍(開幕前:29.0倍/24か国中9位)
6位タイ:スイス  26.0倍(開幕前:81.0倍/24か国中12位タイ)
6位タイ:チェコ  26.0倍(開幕前:126倍/24か国中17位タイ)
8位:ウクライナ  34.0倍(開幕前:101倍/24か国中15位タイ)
※『William HILL』が算定
 

 1番人気は開幕前の6.00倍から3.10倍まで倍率を下げたイングランド。不振が続いていたハリー・ケインが復活の狼煙を上げるゴールを奪うなど、ドイツを2-0で下して勢いに乗る。

 続くのはクロアチアとの激戦を制したスペインの4.00倍。大黒柱のCBセルヒオ・ラモスをコンディション不良で欠き、下馬評は決して高くなかったものの、試合ごとに調子を上げている印象だ。

 3番手はオーストリアを延長戦の末に下したイタリアで、5.00倍となっている。

 8か国中、唯一開幕前から倍率が上がったのが4位のベルギーだ。前回覇者のポルトガルを1-0で破ったものの、この試合で司令塔のケビン・デ・ブルイネとエースのエデン・アザールが怪我で途中交代し、準々決勝以降の出場も不透明な状態なのがオッズに影響したと考えられる。

 開幕前の優勝オッズで1番人気だったフランスをPK戦で下したスイスは、26.0倍で6位タイとなっている。

 準々決勝は日本時間7月2日(金)の午前1時からスイス対スペイン、午前4時からベルギー対イタリア、3日(土)の午前1時からチェコ対デンマーク、午前4時からウクライナ対イングランドが行なわれる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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