現地時間６月29日、アジア・チャンピオンズリーグ（ACL)のグループステージ第２節で、川崎フロンターレは中国の北京FCと対戦。７-０で大勝を収めた。

　７分に、遠野大弥のクロスから長谷川竜也がダイレクトシュートを決めて先制すると、その１分後に橘田健人が２点目をゲット。41分にも遠野がネットを揺らし、前半で３点をリードする。

　若手主体の北京に対し、後半も攻撃の手を緩めず、怒涛のゴールラッシュ。途中出場の知念慶の２ゴールなど計７点を叩き込み、連勝を飾っている。

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　中国メディア『PP体育』は、「北京が川崎に０-７で敗れ、ACLにおける中国のチーム史上、最大の敗北を喫した」と報道。これまでは過去２回あった０-６が最大得点差であるとし、「惨めな敗北」と嘆いた。

　また、ポータルサイト『捜狐』は「59分で７点を失った。若手主体の北京が、強烈な攻撃を繰り出す川崎と対戦し、悲惨な敗北を喫したのも当然だ。悲劇は避けられなかった」と綴り、さらにこう続けている。

「川崎がブラジル人助っ人３人（レアンドロ・ダミアン、ジョアン・シミッチ、ジェジェウ）を温存したため、攻撃力が低下し、もっと点差が開く悲劇は回避できた。川崎がすべての主力を起用していたら、二桁失点で敗れる可能性が高かった」

　Jリーグ王者の破壊力に、敵国メディアも脱帽のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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