怒涛のゴールショー。川崎が北京に7発圧勝で2連勝。懸念は左膝を痛めた小林の状態

2021年06月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

別格の強さで連勝を飾り、首位堅持

前半で3点差をつけ、後半に4点を奪取。川崎が北京を圧倒した。(C)2021 Asian Football Confederation

 川崎フロンターレは6月29日、アジア・チャンピオンズリーグのグループステージ第2節で中国の北京FCと対戦し、7-0で川崎が完勝を収めた。

 試合はさっそく動く。7分、先制したのは川崎。旗手怜央のサイドチェンジを受けた遠野大弥がクロスを供給すると、長谷川竜也がダイレクトシュートを叩き込む。

 さらに川崎はその1分後に追加点をゲット。小林悠のクロスは相手にブロックされるも、そのこぼれ球を橘田健人が押し込んでリードを2点に広げる。

 若手主体の北京に対し随所に力の差を見せつける川崎がゲームを支配。熟練のパス回しと素早い攻守の切り替えで相手を圧倒する。

 ほとんどの時間を敵陣で費やすなか、30分にアクシデント。相手との接触で小林が左膝を痛め、途中交代。担架で運ばれる。代わりに知念慶が投入される。
 
 41分に脇坂泰斗の縦パスに抜け出した遠野のゴールで3点差とした川崎は、後半早々に知念がPKを決めて4点目。さらに51分にCKから山村和也のヘッドで5点目、56分に脇坂の鮮やかなミドルで6点目、59分に知念のヘッドで7点目と得点を重ねる。

 その後、ゴールは生まれなかったが、スコアは7-0。別格の強さで勝利を手にした川崎は連勝を飾り、勝点6で首位の座を堅持。J王者は7月2日にフィリピンのユナイテッド・シティFC(GS第3節)と対戦する。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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