緊迫のPK戦前にコーラをゴクリ!スイス代表主将ジャカの行動にファン注目「ロナウドも飲んでいたら…」

2021年06月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

コーラ片手に、円陣の中心で指示を送る

PK戦前、チームメイトに指示を送るジャカ。よく見るとその手にはコーラが。(C)Getty Images

 考え方は人それぞれだ。スイス代表のキャプテンは、今大会で最もホットな飲み物をピッチ上で堂々とがぶ飲みした。

 現地時間6月28日に開催されたEURO2020の決勝トーナメント1回戦で、スイス(A組3位)はフランス(F組1位)とルーマニアのブカレストで激突。1-3の状況から81分にハリス・セフェロビッチ、90分にマリオ・ガブラノビッチがゴールを奪い、土壇場で振り出しに戻すと、延長戦を経てのPK戦の末、見事に世界王者を撃破してみせた。

 世紀の番狂わせが世界中で話題になるなか、ちょっとした注目を集めているのが、同点弾をアシストするなど、フル出場で劇的勝利に貢献し、マン・オブ・ザ・マッチにも選出されたグラニト・ジャカだ。

 ローマ行きが噂されているアーセナルのMFはなんと、PK戦の前にトップアスリートには似つかわしくない、コカ・コーラを飲んでいたのだ。ネット上で公開されている写真では、円陣の中心にいる背番号10がコーラ片手にチームメイトへ指示を送る姿も確認できる。

【画像】コーラを飲む主将ジャカ!世界王者撃破の立役者となった

 周知のとおり、EUROでコーラと言えば、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドが、同大会初戦となる15日のハンガリー戦の前日会見で、席に着くや目の前にあった大会スポンサーのコカ・コーラのボトルをどけ、「こっちを飲め!」とばかりに水を見せつけたことで、大騒動となった。
 
 この一件により、コカ・コーラ社の株価は56.10ドルから55.22ドルに下がり、時価総額は2420億ドルから2380億ドルにダウン。じつに40億ドル(約4400億円)も失われたことも記憶に新しい。

 そうしたこともあり、ジャカの行動にはファンも衝撃。SNS上には驚きの声や、C・ロナウドへの皮肉が続々と集まっている。

「二日酔いのサンデーリーグ選手のようだ」
「面白過ぎる」
「優れたソーダはパワーを与える」
「120分プレーした後、PKでフランスを葬るために仲間をやる気にさせながら、コーラを飲み干したというのか!?なんてレジェンドだ」
「ロナウドがコーラを飲んでいたら、彼はまだEUROで生き残っていただろうね」
「コーラを飲まないプレイヤーは、すでに帰宅済みです」
「ロナウドは水の入ったボトルをテレビに投げつけている」

 ファンのコメントにもあるように、前回王者ポルトガルは決勝トーナメント1回戦で、ベルギーに0-1で敗れ、すでに敗退。両者の結果が対照的な点も、話題性を増しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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