元Jリーガー、苦戦イタリアへの毒舌投稿が大炎上!「あんたの国はスコットランドにも勝てなかった」

2021年06月27日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「イタリアの分析はやめてくれ」

延長戦で2ゴールを奪い、オーストリアを撃破したイタリア。(C)Getty Images

 グループステージで評価を高めていただけに、スコアレスで90分を終えたことに批判的な見方をする者もいた。

 6月26日のEURO2020ラウンド・オブ16で、イタリア代表は延長戦の末にオーストリア代表を2-1で下し、準々決勝に駒を進めている。

 開幕から3試合で7得点無失点の3連勝と、完璧な成績で決勝トーナメント進出を果たしたイタリアだが、なかなかオーストリアの堅実な守備を崩せず。逆に、ビデオアシスタントレフェリーの介入でオフサイドの判定となり救われたが、後半にネットを揺らされる場面もあった。

【画像】イタリア対オーストリアのスタメン&フォーメーションはこちら
 かつて名古屋グランパスでもプレーした元イングランド代表FWガリー・リネカーは、90分を終えた時点でイタリアの出来に不満だったようだ。延長戦に突入する際に「イタリアがイタリアになった」とツイートした。得点力がないと言いたかったのだろうか、次のようにも投稿している。

「EUROでイタリアは7回延長戦を戦ってきた。そのすべてで彼らは得点できていない。唯一のゴールは相手によるもの。EURO2000決勝の(ダビド・)トレゼゲのゴールデンゴールだ」

 イタリアを応援するファンは、気分を害しただろう。実際、リネカーの一連のツイートには「イングランドはEUROで優勝したことがない」「あんたの国はスコットランドにも勝てなかった」といったリプライがついている。

「イタリアの分析はやめてくれ。彼らには(ワールドカップ優勝回数を示す)星が4つあり、イングランドは1つ。それも非常に疑わしい1つだ」

 また、ツイート後の延長戦でイタリアが2ゴールを挙げたことで、「イタリアは26分間でイングランドの(グループステージ)3試合より得点した」との声も寄せられた(※実際はイングランドが2得点を挙げており"同点")。

 これを受け、イタリア紙『Corriere dello Sport』は、「リネカーが毒舌。イタリアに関するツイートがみんなを怒らせる」と報じている。

 いずれにしても、イタリアは苦しみながらもベスト8に駒を進めた。7月2日の準々決勝で対戦するのは、ベルギーかポルトガル。再び難敵との試合になる。イタリアはどのような戦いを見せるのか、リネカーはどのような反応を見せるのか、注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

次ページ【画像】イタリア対オーストリアのスタメン&フォーメーションはこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事