ユンカーとのホットラインに期待!江坂任が掲げる浦和でのビジョン「プラスアルファになる」

2021年06月25日 サッカーダイジェスト編集部

「一番はチームの結果」

浦和への移籍を発表した江坂。加入会見で意気込みを語った。(C)URAWA REDS

 浦和レッズに加入した江坂任が6月25日、記者会見に臨んだ。

 柏レイソルで10番を背負った実力者がシーズン途中に移籍するとあって、その衝撃は小さくない。

 江坂は浦和に移籍した理由を語る。

「浦和レッズのサッカーに、クラブのビジョンにすごく魅力を感じました。いち早く合流して、チームに馴染んで、(中断期間後に)試合が始まる頃にはしっかりと自分が馴染んだなかでプレーしたいと思い、このタイミングになりました」

 もちろん「悩むところはあった」という。

「(柏では)10番でキャプテンマークを巻かせてもらったというのはありますけど、自分の成長もありますし、サッカー人生は短いので、こういう決断をさせてもらいました」

 新天地に活躍の場を移した理由がタイトルへの想いだ。
 
「当然、内容や自分のプレーにはこだわります。ただ一番はチームの結果だと思います。チームにタイトルをもたらせられるようになりたい」

 そうタイトルを熱望する江坂に求められるのは、得点に絡む決定的な仕事だ。正確なパスで決定機を演出すれば、素早い飛び出しと鋭いシュートでフィニッシュも務める。昨季は柏で9得点・10アシストと多くのゴールを生んできた。

「今浦和レッズが良いサッカーをしているなかで、自分の特長を出せればと思います。ゴール、アシスト、ゴール前での崩しの部分で自分の特長を出せればプラスアルファになる。そこを出せるように準備したいと思います」

 実際にリカルド・ロドリゲス監督にも「最後のところのクオリティで、得点に絡んでほしい」と言われたという。

 浦和でのデビューは、第2登録期間が始まる7月16日以降となる。現在浦和ではFWのキャスパー・ユンカーが公式戦11試合・10得点と絶好調。江坂とこのデンマーク人ストライカーとのホットラインには、大きな注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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