痛恨のPK失敗が響いたスペイン、まさかの2試合連続のドロー。ポーランドはレバンドフスキの同点弾で貴重な勝点1を奪取【EURO】

2021年06月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

エースが3大会連続ゴール

スペインが先制するも、レバンドフスキ(右)のゴールで追いついた。(C)Getty Images

 現地時間6月19日に開催されたEURO2020のグループステージ第2戦(E組)で、スペインがポーランドをセビージャで迎え撃った。

 開始25分、試合を動かしたのはスペインだった。ジェラール・モレーノが右サイドから切れ込み、シュート性のボールを送り込むと、ゴール前でモラタが触って先制ゴールを奪う。スコアレスドローに終わったスウェーデンとの初戦で決定機を外して批判を浴びた7番が、ルイス・エンリケ監督の先発起用に応えてみせた。

 負ければ敗退が決定してしまうポーランドは34分、スウィデルスキのシュートがポストに嫌われ、こぼれ球をレバンドフスキが狙うもGKウナイ・シモンに防がれる。

【画像】スペイン対ポーランドのスタメン&フォーメーションは?
 しかし54分、ここまで沈黙していたこの男がついに目を覚ます。右サイドからのクロスにレバンドフスキがヘッドで合わせて、同点ゴールを奪取。大エースの3大会連続ゴールでポーランドが振り出しに戻す。

 直後の58分、スペインは、ジェラールが足を踏まれたとしてPKを獲得。しかし、ジェラール本人がポストに当ててしまい、詰めたモラタも枠を捉えられない。

 その後もチャンスを作り出しながら、決め切れなかったスペインは、まさかの2試合連続のドロー。ポーランドは貴重な勝点1を奪取し、自力でのグループステージ突破の可能性を残した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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