両WBが躍動したドイツ、怒涛の4ゴールで撃ち合いを制す! ポルトガルはC・ロナウドが1G1Aと奮闘も…【EURO】

2021年06月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

オウンゴールで2得点を奪取

C・ロナウド(左)が2点に絡んだポルトガルだったが、ドイツの攻撃を食い止められなかった。(C)Getty Images

 現地時間6月19日、EURO2020のグループステージ第2戦(F組)、ポルトガル対ドイツのビッグマッチがフットボール・アレーナ・ミュンヘンで開催された。

 序盤はフランスとの初戦に敗れたドイツが完全に押し込み、チャンスを作り出したものの、ゴゼンスのゴールがオフサイドで取り消されるなど先制点を奪えない。

 すると15分、連勝を狙うポルトガルが最初のチャンスをモノにする。相手のCKから一気にカウンターを繰り出し、ベルナルド・シウバのパスに抜け出したジョッタのパスを、エースのクリスチアーノ・ロナウドが難なく流し込んだ。

 しかし35分、ドイツが同点に追いつく。右WBキミッヒのクロスを左WBゴゼンスが中央に折り返すと、走り込んできたハベルツが競り合ったルベン・ディアスのオウンゴールを誘発した。

 その4分後にも畳み掛け、最後はキミッヒが中に送り込んだボールが、敵DFゲレイロに当ってゴールへ。またしてもオウンゴールで、逆転に成功する。

【画像】ポルトガル対ドイツのスタメン&フォーメーションは?
 後半に入ってもドイツの勢いは止まらず、51分にゴゼンスのグラウンダーのクロスにハベルツが詰めて3点目を奪取。さらに60分にも、キミッヒのクロスからゴゼンスがヘッドでネットを揺らし、リードを3点に広げる。

 防戦一方のポルトガルは、67分にセットプレーから、C・ロナウドが折り返したボールをジョッタが決めて1点を返すも、反撃はここまで。4-2で撃ち合いを制したドイツが初勝利を挙げた。

「死のグループ」の最終節は23日、ドイツはハンガリー、ポルトガルはフランスと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

次ページ【画像】ポルトガル対ドイツのスタメン&フォーメーションは?

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事