監督就任から1か月…ガットゥーゾが電撃退任か? 新戦力獲得を巡り、フィオレンティーナと衝突

2021年06月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

後釜候補には、前リヨン監督ガルシアなどが挙がる

新シーズンの開幕を待たずして、ガットゥーゾ新監督の退任の可能性が高まっている。(C)Getty Images

 ガットゥーゾ体制は、前代未聞の幕引きとなるかもしれない。

 イタリア代表のレジェンド、ジェンナーロ・ガットゥーゾは、2019年12月にカルロ・アンチェロッティの後を受け、ナポリの指揮官に就任。そのシーズンにコッパ・イタリアを制覇し、チームに6年ぶりとなるタイトルをもたらした。

 ただ、2年目の昨シーズンは攻撃陣の相次ぐ離脱などもあり、チャンピオンズ・リーグ出場権をあと一歩で逃す5位でフィニッシュ。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長との不和も取り沙汰され、契約満了で退任し、先月25日にフィオレンティーナの新監督に就任していた。
 
 だが、事態は急変した。現地メディア『Gazzetta dello Sport』や『Sky Sport』などが6月16日付けで伝えたところによれば、ガットゥーゾ新監督はポルトの29歳セルジオ・オリベイラなどの新戦力獲得を希望したが、より安価で将来性のある選手を望むクラブ側は難色。両者の間で摩擦を生み、数時間後には"離婚"する可能性が高まっているという。

  なお、後釜候補としては、昨シーズンまでリヨンで監督を務めたリュディ・ガルシアなどが候補に挙がっている。

 43歳となった"闘犬"は、1試合も指揮を執らずに、ヴィオラを去ることになるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】現役時代にガットゥーゾが見せた「激しすぎるプレー集」はこちら!

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