酒井宏樹が浦和入団会見を実施! 移籍の理由は「特別なサポーター」と、「緊張感、責任感を与えてくれる」クラブだから

2021年06月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

今夏はOAとして東京五輪に出場予定

浦和への加入会見を行なった酒井。※写真は会見中のスクリーンショット

 浦和レッズは6月14日、10日に加入が発表された日本代表DF酒井宏樹の加入会見を行なった。

 31歳の酒井は、2012年の夏に柏レイソルから、ドイツのハノーファー(当時1部)に完全移籍。契約を満了した16年夏にフランス1部のマルセイユに加入した。今シーズンもリーグ戦29試合に出場するなど主力として活躍していたが、22年6月までの契約を残して、5月に退団を発表していた。

 今夏にはオーバーエイジ枠で東京五輪への出場も確実視されている酒井は、日本復帰の経緯について次のように語る。

「これまで4年間外国人枠として、強い責任感を持ってやってきました。活躍していた自負もあります。ただ、今季は右SBの序列が1番だったというだけで、出場していた。チームに絶対的な貢献ができたわけではないので、そろそろ大好きなマルセイユから離れるべきだと感じていました」

 そこで新天地に求めた条件は、「良い意味で、プレッシャーや責任感、緊張感をもたらしてくれるクラブを探していました」という。
 
 そんななか浦和を選んだ理由は、「浦和レッズというのはマルセイユみたいな特別なサポーターもいて、その意味で、僕に緊張感、責任感を与えてくれる存在だと思って、選ばしてもらってというと失礼だと思いますが、(オファーを)受けさせて頂きました」。

 新天地での役割は、「求められていることは全て。ピッチ内外全てだと思う。そこはその時その時で変わってくると思う。とにかく自分ができる事を、自分ができるだけ、マックスでやるだけ。そこは求められる範囲でできる事をやっていきたいと思います」と意気込みを語った。

 マルセイユ時代とは違った赤いユニホームを纏った酒井は、「ハノーファー、代表の練習着も赤なので、違和感はないと思う。(移籍したという)実感しましたし、これから似合うようなプレーをしていきたい」と浦和の酒井としてJリーグでのプレーを待ち望んでいるという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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