「結果にフォーカス」オナイウ阿道の並々ならぬ決意。“日本人トップ”の意地を見せたい

2021年06月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「味方とすり合わせていけたら、ゴールを奪えるチャンスは増えてくる」

得点ランク3位の10ゴールは日本人トップの数字。高い決定力を代表のピッチでも披露したい。写真:金子拓弥(サッカーダイジェストweb編集部)

 今回のチャンスは、是が非でもモノにしたい。

 大迫勇也の負傷にともない、森保ジャパンに追加招集されたオナイウ阿道。2019年11月のキリンチャレンジカップ以来となる代表入りだ。

 所属クラブの横浜F・マリノスでは今季、リーグ戦で16試合に出場し、10ゴールをマーク。得点ランクでは3位、日本人選手ではトップの数字を叩き出している。

「チームのスタイルをしっかりやっているからこそ、"そこ"のポジションにいることができていると思う。味方の選手も良いボールをくれますし、意識が合っているので、ボックス内で点を取ることができているんじゃないかなと」

 代表チームではまだそこまでの連係は見せられていないかもしれないが、「積極的に自分の特長だったり、こうしてほしい、ああしてほしいというのを、味方とすり合わせていけたら、ゴールを奪えるチャンスは増えてくると思う」と意気込む。

 約1年半前の招集時は試合に出られなかった。まずは代表デビューを目指すオナイウは「結果にフォーカスしたい」と強調する。
 
 Jリーグではその実力を十分に知らしめている。それを代表のピッチでも披露できるか。「A代表で、スタート地点に立たなければいけない。常に上を目指してやっていきたい」。追加招集ではあるが、「ここに来れるのはチャンス」と奮い立つ。

 なによりもゴールという目に見える数字で、自らの存在価値を証明したい。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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