CL決勝で涙の負傷交代のデ・ブルイネ、鼻骨&左眼窩骨折と自ら発表。ファンからはEUROへの影響を懸念する声

2021年05月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「フェイスガードでいける?」

デ・ブルイネ(17番)は、グアルディオラ監督(左端)らに見守られ、涙の負傷交代となった。(C)Getty Images

 マンチェスター・シティのケビン・デ・ブルイネが自身のツイッターで、怪我の経過報告を行なった。

 攻撃を司る司令塔として圧巻のパフォーマンスを披露し、今シーズンのシティの2年ぶり7度目のプレミアリーグ制覇に大きく貢献したデ・ブルイネ。悲願の欧州制覇を懸けて臨んだ5月29日のチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝、チェルシー戦でもキャプテンマークを巻いて先発出場したが、1点ビハインドの60分に悲劇が起こった。

 ベルギー代表MFは、リターンパスを受けようと前へ走り出そうとした瞬間、相手DFのアントニオ・リュディガーと激しく衝突し、顔面を負傷。プレー続行不可能となり、途中交代を余儀なくされたのだ。

 大黒柱を失ったシティは結局、最後まで得点を奪えず、0-1で敗戦。欧州制覇の夢は叶わないかった。

 ピッチを後にする際には、涙も浮かべていた背番号17の怪我の状態に注目が集まるなか、本人は試合終了から13時間後に、ツイッターを更新。以下のように診断結果を伝えている。

「やあ、みんな。今病院から帰ってきたばかりだ。僕の診断は、鼻骨骨折と左眼窩骨折だった。今は問題ないよ。明らかに昨日はがっかりしたけど、僕たちは戻ってくる」
 
 これに世界中のファンが反応。怪我を気遣う声や、開幕を間近に控えるEURO2020への影響を気に掛ける声が多数寄せられている。

「結構重症だった…」
「どうか早く良くなってくれ」
「EURO無理?それともフェイスガードでいける?」
「EUROでリベンジしてほしい」
「視界に影響が出てこないことを祈るしかないな」
「デ・ブルイネの意地でも立ち上がろうとする姿に惚れた」
「never give up」
「私たちのヒーロー。早く戻ってこれますように」

 デ・ブルイネのほかにも、エデン・アザール、ティボー・クルトワ(以上レアル・マドリー)やロメル・ルカク(インテル)ら屈指のタレントを擁し、EUROで優勝候補の一角に数えられるベルギーは、6月12日にロシアと初戦を迎える。チームの心臓は檜舞台に立つことはできるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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