【J2】新潟が首位奪還! 3位琉球との直接対決を制し4試合ぶり白星! 京都は手痛いドローで連勝が3でストップ

2021年05月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

山形は新体制3連勝と好調維持!

貴重な決勝ゴールで新潟を首位浮上へと導いた谷口。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J2リーグは5月30日、各地で第16節の6試合を開催。前節の敗戦で2位に後退していたアルビレックス新潟が、上位対決を制してすぐさま首位の座を奪い返した。

 前節に新潟を下し、首位に浮上した京都サンガF.C.は、ホームに3連勝中と好調の5位・ヴァンフォーレ甲府を迎えた。試合は54分に、京都のピーター・ウタカが惜しいシュートを放つなど、ホームチームが再三に渡り好機を作るもフィニッシュの精度を欠いてなかなか得点が奪えない。結局、そのまま最後までゴールラインを割ることはできず、ゲームはスコアレスドローで決着。京都の連勝は3でストップした。

 一方2位の新潟は、勝点33で並ぶ3位・FC琉球との上位対決に臨んだ。序盤は新潟が最終ラインからゆっくりとパスを回し、ボールを保持して様子を伺う展開が続いたが、速攻を仕掛けた琉球が28分に池田廉のゴールで先制。しかし新潟はその直後、クロスに対し右足のダイレクトで合わせた高木善朗がネットを揺らし、すぐさま同点に追いつく。

 さらに67分、ゴール前での混戦のこぼれ球を谷口海斗が押し込んで勝ち越しゴールを奪い、リードを守り抜いた新潟が4試合ぶりに勝点3を積み上げた。

 この結果、上位決戦を制して勝点を36とした新潟が、京都を得失点差で上回り、首位に浮上した。

 そのほか、松本山雅FCのホームに乗り込んだファジアーノ岡山は、3-1の快勝で5試合ぶりの白星。FC町田ゼルビア対ギラヴァンツ北九州の一戦は、開始2分の髙橋大悟の先制点を最後まで守り抜いた北九州が1-0の勝利。モンテディオ山形はSC相模原を2-0で下し、ピーター・クラモフスキー監督就任後3連勝と好調をキープしている。
 
 16節(2日目)の試合結果は以下の通り。

松本 1-3 岡山
山形 2-0 相模原
新潟 2-1 琉球
京都 0-0 甲府
町田 0-1 北九州
愛媛 17:00 水戸

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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