神戸、ホームで1-1ドロー。イニエスタが随所に好パスで魅了するも鳥栖に勝ち切れず

2021年05月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

鳥栖は仙頭のゴールで先制、ドウグラス弾で神戸が追いつく

随所に華麗な技を見せたイニエスタ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは5月30日、各地で17節の9試合を開催。ノエビアスタジアム神戸では、ヴィッセル神戸対サガン鳥栖の一戦が行なわれ、1対1の引き分けに終わった。

 試合は開始42秒、鳥栖がいきなりスコアを動かす。右サイドから酒井宣福のポストプレーを起点に展開し、最後は仙頭啓矢が左足でGKのニアサイドを破るシュートを叩き込んだ。鳥栖が1-0とリードする。

 一方の神戸は2試合ぶりに先発したアンドレス・イニエスタが攻撃のタクトを振る。随所にスタンドを沸かすプレーで魅せると28分、神戸はセルジ・サンペールの縦パスに古橋亨梧が抜け出す。古橋の突破はGK朴一圭に阻まれるものの、こぼれ球をドウグラスが左足で押し込みネットを揺らす。ドウグラスの今季3点目で神戸が追いついた。
 
 後半に入ると、神戸がさらにイニエスタの華麗なボールさばきをアクセントに攻撃のテンポを上げ、鳥栖ゴールに襲い掛かる。60分には、イニエスタのピンポイントクロスに古橋が頭で合わせネットを揺らすが、これは惜しくもオフサイドとなってしまう。

 その後は両チームともに決め手を欠く展開となり、1-1のままタイムアップ。互いに勝点1を積み上げた。神戸は勝点を28とし、鳥栖は33で4位に後退した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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