「我々の誇りだ」圧巻5発の大迫勇也にブレーメンサポも衝撃!「1ゴールも決めなかったのに…」

2021年05月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

41年ぶりの降格を味わう

5点を挙げた大迫に所属クラブのファンも驚きを隠せなかったようだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 まさにクラブでの鬱憤を晴らすかのような活躍だった。

 日本代表は5月28日、フクダ電子アリーナで行なわれたカタール・ワールドカップのアジア2次予選でミャンマー代表と対戦し、10-0で圧勝。破竹の6連勝で2試合を残して最終予選進出を決めた。

 怒涛のゴールラッシュの中心となったのが、ブレーメンで"屈辱"を味わった大迫勇也だ。1-0で迎えた22分に、左SB長友佑都のクロスに頭で合わせて追加点を奪うと、30分にはPKで3点目をゲット。さらに、6分後にも再び長友からの折り返しを押し込んで、前半のうちにハットトリックを達成する。

 後半に入っても勢いは止まらない。49分と88分にもネットを揺らし、ひとりで5ゴールを奪ってみせた。

【動画】ドイツのサポーターも驚愕! 大迫勇也の圧巻5ゴールはこちら
 1週間前の22日には、失意に暮れた。ブンデスリーガの最終節でボルシアMGに2-4で敗れたブレーメンが、41年ぶりに2部へ降格したのだ。

 フロリアン・コーフェルト監督の信頼を得られず、シーズンを通して満足な出場時間を与えられなかった大迫は、リーグ戦ではまさかの0ゴール(カップ戦で1得点)。戦犯のひとりに挙げられてもいた。

 そんなサムライ戦士が、5ゴールを奪ったことにブレーメンのサポーターも衝撃を受けたようだ。クラブの公式ツイッターがこのニュースを伝えると、次のようなコメントが寄せられた。

「我々の誇りだ」
「言葉がない」
「バイエルンよ、見てくれ。レバンドフスキの後継者だ」
「1シーズンより多くのゴールを挙げた」
「残念なことに、彼はシーズン中、私たちのために1ゴールも決めなかった…」
「少なくとも市場価値は上がった!」

 もっと大迫を起用していれば……。そう考えるファンは少なくなかったことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




【PHOTO】日本 vs ミャンマー|大迫の5ゴールなどミャンマーに10発大勝!

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