【J1ベストイレブン】MVPはビッグセーブ連発の元ポーランド代表GK! 6名が今季初選出|16節

2021年05月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

仙台、清水、神戸から2名ずつをセレクト

【16節のベストイレブン】

 J1リーグは5月26日、27日に各地で第16節の10試合を開催した。ここでは、今節の全試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 MVPに選んだのは、仙台の助っ人守護神ヤクブ・スウォビィク。好守連発で、チームを今季初の2連勝に導く活躍を見せた。

 2位・名古屋の敵地に乗り込み、1-0の完封勝利を収めた仙台で圧倒的な存在感を示した。立ち上がりから相手のペースで試合が進むなか、この男がファインセーブを連発。88分の被決定機ストップなど、終盤に受けた猛攻にも立ちはだかり、幾度となくチームのピンチを救った元ポーランド代表GKを採点「7」で今節のMVPとした。

 なお、仙台からは2トップの一角を務めた皆川佑介も選出。得点こそなかったが、ポストプレーやプレスバックで相手の脅威となっていた。
 
 FC東京を相手に3発快勝を収め、10試合ぶりの白星を挙げた清水からは片山瑛一と中村慶太をセレクト。前者は待望の今季初ゴールを上げ、後者はボールキープや前方へのパスが冴えわたり、CKのキッカーとしても2アシストを記録した。

 4試合ぶりに勝点3を手にした神戸からも2名をピックアップした。菊池流帆は押される展開のなか、他を寄せ付けないフィジカルの強さで制空権を制圧。ドウグラスは2ゴールをお膳立てし、得点シーン以外でも最前線で起点となった。

 また連敗を4でストップしたG大阪からは、相手ゴールに迫る気迫を見せ、勝ち越し弾を挙げた宇佐美貴史。C大阪を相手にホームで勝ち切った鹿島からは、1点が遠い苦しい状況を打破する値千金の決勝点を決めた荒木遼太郎。ドローに持ち込み、浦和の連勝を止めた広島からは、同点ゴールはもちろん試合を通して精力的に動き回ったハイネルを選んでいる。

 そのほかDF陣では、さすがの安定した守備に加え4本のシュートを放つなど、攻守に躍動した横浜のT・マルチンス。王者川崎の攻撃陣に自由を与えず、正確なサイドチェンジも光った湘南の石原広教を選出した。

【PHOTO】J1第16節"ベストイレブン"に選出された11人を厳選ショットで紹介!

【動画】2021年J1リーグ第16節、編集部厳選ベストイレブン!

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