「クオリティを証明できた」 仙台助っ人FWが上位キラーぶりを発揮! 川崎戦ゴラッソに続き名古屋相手の決勝弾で今季初の連勝に導く

2021年05月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

積極的な仕掛けから放ったシュートがDFに当たり…

今季2ゴール目を決めたマルティノス。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは5月26日、各地で16節の9試合を開催。豊田スタジアムでは名古屋グランパス対ベガルタ仙台の一戦が行なわれ、仙台が1対0で競り勝った。

 仙台は42分、左サイドから攻め込み、中央でパスを受けたマルティノスがペナルティエリア右へ持ち込むと、そのまま利き足とは逆の右足を一閃。対峙した相手DFに当たってややコースが変わったシュートは、名手ランゲラックもセーブ及ばず。そのままゴールに吸い込まれネットを揺らした。結局、これが決勝点となり、仙台は今季初の連勝を飾っている。

 試合後、フラッシュインタビューに応えたマルティノスは、ゴールについて「皆さん自分の左足がどういうものか知っていると思うので、今日は右足を振りましたけど、これからは右足も警戒しなければいけないのでは?」と笑顔でコメント。5月12日に行なわれた等々力陸上競技場での川崎戦では、鮮烈な左足のミドルを叩き込んでおり、相手にも警戒されているはずだが、見事に裏をかくゴールとなった。
 
 マルティノスは、川崎戦では終了間際に同点弾、名古屋戦では決勝弾と、上位陣から重要なゴールを奪う"キラー"ぶりを発揮。これには「チームとしても自分個人としても難しい時期があったが、また自分のクオリティを証明できたし、チームのためにどういうことができるのかを示せたと思う」と答えた。

 次節はホームでのセレッソ大阪戦。マルティノスは「難しい対戦相手との試合が続くが、川崎戦は自分が途中から入って決めて、今日も自分が出場して点を決めたので、また難しい相手だが、自分のベストを尽くしたい」と謙虚に語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】仙台マルティノスが名手ランゲラックの守るゴールにねじ込む!

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