鎌田大地のプレミア入りに現実味? フランクフルトが“後釜”にD・ザグレブの23歳MFを獲得か

2021年05月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

今夏の去就が注目される鎌田に英メディアも反応

今季フランクフルトの攻撃を牽引した24歳の鎌田。(C)Getty Images

 ブンデスリーガのフランクフルトに所属する鎌田大地は、やはり今夏に新天地を求めるのかもしれない。

 ドイツ紙『BILD』は先週、プレミアリーグのトッテナムが鎌田、そしてエバン・エヌディカを獲得リストに入れていると報じた。これを受けて英メディア『HITC』は25日、クラブの動きに注目し、ワトフォードやセビージャも興味を示す日本人MFについて、「現地では彼の獲得を希望する声が高まっている」と伝えている。

 さらには、「フランクフルトはすでに鎌田の"後釜"を確保したようだ」と続けた。
 
「鎌田とクラブは今夏の移籍を模索しており、移籍金は3000万ユーロ(約37億5000万円)という値札がついているとされる。ブンデス32試合で5ゴール・12アシストを記録し、クリエイティビティを発揮している鎌田は、トッテナムのファイナルサードにおいて力を発揮できるだろう。しかも、アイントラハトは彼が出て行くことを想定し、ディナモ・ザグレブに所属するロブロ・マジェールを獲得済だという」

 その一方で、トッテナムは4月19日にジョゼ・モウリーニョ監督を解任した後、ライアン・メイソン暫定監督が率いてシーズンを終えたが、その後の人事が決まっていないことが大きな問題であるとも指摘している。

「鎌田が素晴らしい選手であることは確かだろう。もしそれが本当でなくても、クラブにとってはまず、新しい監督を迎えることが最優先となる」

 現地の報道によれば、後任候補にはアヤックス指揮官のエリク・テン・ハーグ、智将マッシミリアーノ・アッレグリや、パリ・サンジェルマンを率いている前監督のマウリシオ・ポチェティーノなども候補に挙がっているとされる。

 新指揮官は誰になるのか、そして鎌田のプレミア挑戦はなるのか。イングランド、そしてドイツの両方で今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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