「思い通りにはいかない」S・ラモスがまさかのEUROメンバー落ちに言及!「経験したことのない奇妙な…」

2021年05月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

スペインは主要大会では初めてマドリーの選手不在に

S・ラモスが代表チームにエールを送った。(C)Getty Images

 レアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスが現地時間5月24日、自身のインスタグラムを更新。スペイン代表への想いなどを綴った。

 S・ラモスは今シーズン、筋肉系の怪我や新型コロナウイルスの感染もあって、シーズン後半戦はほぼ欠場。5月5日のチャンピオンズ・リーグ準決勝・第2レグのチェルシー戦では急ピッチで仕上げてスタメン出場を果たしたが、ぶっつけ本番での復帰が仇となり、再び戦線離脱を余儀なくされ、そのままシーズン終了を迎えていた。

 その結果、24日に発表されたスペイン代表のEURO登録メンバーからも漏れた。ちなみに、このキャプテンをはじめ、マドリーの選手はひとりも選ばれず、これはワールドカップも含めて主要大会では初めてのケースだという。

 35歳の闘将はそんな厳しいシーズンを振り返り、悔しさを滲ませるとともに、いちファンとして代表チームを応援することを誓っている。
 
「厳しい数か月間と、私のキャリアの中でも経験したことのないような奇妙なシーズンを経て、EUROがやってきた。レアル・マドリーと代表チームのために100%の力を発揮できるよう、日々、心身ともに戦い、努力してきたが、物事はいつも思い通りにはいかない。

 自分のチームのためにもっと貢献できなかったこと、スペインのためにプレーできなかったことは心苦しいが、この場合、最善の方法は、いつものように休んで完全に回復し、来年戻ってくることだ。国を代表してプレーできないのは辛いことだが、私は正直で誠実でなければならない。

 チームメイト全員の最高な幸運を祈っているし、素晴らしいEUROになることを願っている。私も家から応援しているファンのひとりになる。みんなに大きな声援を送るよ」

 スペインはEURO2020のグループステージで、スウェーデン、ポーランド、スロバキアと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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