「ヨーロッパを離れる」酒井宏樹が5シーズン在籍したマルセイユ退団を発表。「夢に終止符を打つことを決意」

2021年05月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

地元のファンからもコメント続々

ドイツ時代と合わせ、酒井は9年間ヨーロッパで走り続けた。(C)Getty Images

 オリンピック・マルセイユの日本代表DF酒井宏樹が現地時間5月24日、自身のインスタグラムで退団を表明した。

  現在31歳の酒井は、2012-13シーズンに柏レイソルからハノーファーへ移籍し、海外初挑戦。2016-17シーズンからマルセイユでプレーし、確かな守備力と正確無比なクロスを武器に、主力として活躍。日本代表の同僚、長友佑都が加わった今シーズンも、リーグ戦29試合に出場した。

 5シーズンに渡ってプレーしたクラブを離れるにあたって、酒井は全文フランス語で以下のように率直な想いを伝えている。

「今シーズン終了後、僕はヨーロッパを離れ、マルセイユでの夢に終止符を打つことを決意しました。マルセイユに来たとき、OMが僕の最後のヨーロッパのクラブになると決めていましたが、その考えは変わっていません。

 184試合に出場し、常にこの美しいシャツのために自分のすべてを捧げてきました。幸せな瞬間も、悲しい瞬間でさえも、僕にとっては本当の宝物です。家族と僕はここでの生活が大好きでした。いつか満員のヴェロドローム・スタジアムでお会いできることを楽しみにしています。OMの未来のために、サンパオリ監督と共に可能な限りの成功を願い、改めて感謝と"サヨナラ"を伝えます」
 
 サムライのラストメッセージには、地元ファンも続々反応。別れ惜しむ声や感謝の声が寄せられている。

「あなたは真の戦士で、その全てが好きだった」
「本物の男」
「君がいなくなり寂しいよ」
「あなたの誕生日にスタジアムから見たライプツィヒ戦でのあなたのゴールはずっと記憶に残っているよ」
「ヒロキ、良い続きを」
「Arigato Hiroki !」

 フランスで確かな足跡を残した酒井。一部では浦和レッズへの移籍も報じられているが、次の旅先はどこになるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】3年前のライプツィヒ戦!ELベスト4進出を決定づける酒井のバースデー弾!(5分22秒~)

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