ブンデス最終節、堂安&奥川の躍動でビーレフェルトが1部残留! 大迫所属のブレーメンは2部降格が決定

2021年05月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

奥川が先制点となるPK獲得、堂安は2点目をゲット

先制点となったPKを獲得した奥川(右)と、勝利を確定させた2点目をゲットした堂安(中央)。大迫(左)は途中出場したが…。 (C)Getty Images

 現地時間5月22日、ブンデスリーガ最終節が行なわれ、残留争いの渦中にある堂安律と奥川雅也が所属するビーレフェルト(勝点33)、大迫勇也の所属するブレーメン、ケルン(ともに勝点31)の3チーム、それぞれの試合が同時刻にキックオフされた。

 日本人選手はビーレフェルトの堂安と奥川は先発、大迫はベンチスタートとなった。シュツットガルトの遠藤航は累積警告のため、最終節は出場が叶わなかった。

 ビーレフェルトは33分にカライジッチに一度ゴールが割られるも、VARによる検証でノーゴールに。シャルケと対戦したケルンとともに、スコアレスで前半を折り返し、ボルシアMGと対峙したブレーメンは3分に失点し、0-1で前半を折り返した。
 
 後半から、トップ下だった奥川をサイドに配置したビーレフェルトは65分、その奥川がシュツットガルトで交代したばかりのアハマダにチェックを仕掛け、ボールを奪ってエリア内に侵入。

 それを防ごうとしたアハマダが後ろから引っ張ってしまい、エリア内で倒されてPKを獲得した。これをクロスがきっちり決めて、貴重な先制点をもたらした。

 さらに72分には堂安律が2点目を叩き込み、アウェーで2点を先行。勝てば残留が決まる一戦で、日本人コンビが躍動し、チームに貴重な勝利に貢献した。ふたりは88分までプレーし、ピッチを退いている。

 試合はそのまま2-0でビーレフェルトが勝利し、1部残留を決めている。

 一方のブレーメンは55分に大迫を投入するも、58分に3点目を奪われて3-0とされ、67分にも失点するも、80分、83分と2点を奪い返したが、4-2で敗北。さらに、ケルンがシャルケに1-0で勝利したため、17位に転落し、41年ぶりの2部降格が決定した。大迫は今季リーグ戦は無得点に終わっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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