「強力なオファーがない限りは…」日本代表MF伊東純也に、ベルギーの名門C・ブルージュが興味! ヘンク会長&SDの見立ては?

2021年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

移籍金は1000万ユーロに設定とも

プレーオフでも抜群の存在感を示している伊東。(C)Getty Images

 ヘンクに所属する伊東純也の去就が、ベルギーで過熱している。

 現在、プレーオフに挑んでいるヘンクは、全6試合中の5試合を終え、4勝1分と絶好調。残り1試合で2位以上が確定しており、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ予選の出場権を獲得している。さらに、首位クラブ・ブルージュとは3ポイント差で、最終節の直接対決の結果次第で優勝の可能性を残している。

 レギュラーシーズンでは32試合に出場し、10ゴール・12アシストと躍動した伊東は、プレーオフでも絶好調。5試合で1ゴール・3アシストをマークし、前節のアントワープ戦(4-0で勝利)でも、先制点と2点目のゴールに繋がるシュートを放ち、正確無比なロングパスから4点目を演出するなど、抜群の存在感を示している。
 
 そんな伊東に対して、タイトルを争っている名門C・ブルージュが獲得に関心を寄せているという。現地メディア『VOETBAL Belgie』が報じている。

「28歳の日本人MFに興味を示しているクラブは多いが、(昨季の)ベルギー王者であるC・ブルージュもそのひとつだ。彼らはすでに来季チャンピオンズ・リーグ出場が決まっており、資金面で余裕があるため、今夏には積極的な補強を考えるとみられる。

 2023年6月末まで契約を残す伊東については、ヘンクは1000万ユーロ(約12億5000万円)の移籍金を設定したとされる」

 このように、今夏の移籍が囁かれている伊東だが、残留という選択肢も残されているようだ。

「ヘンクのピーター・クルーネン会長とディミトリ・デコンデSDは、ポール・オヌアチュのような選手は、強力なオファーがなければ退団しないだろうと考えているようだ。これは間違いなく、この日本人アタッカーにも当てはまる。ヘンクは財政面でも余裕があり、CL予選を新たな挑戦として、多くの選手を引き留めるための切り札と考えている」

 評価が急上昇している伊東は、ヘンクに残るのか。それとも新天地を求めるのか。現地メディアもその行方を注視しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】計3点に絡む活躍! アントワープ戦で先制&2点目の起点を作った伊東のプレーはこちら!

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