J１リーグは５月22日、15節の９試合を開催。等々力陸上競技場では、川崎フロンターレ対横浜FCの一戦が行なわれ、３対１で川崎が勝利を収めた。川崎が開幕から18試合負けなし、昨季から継続するJ１無敗記録を23試合に更新した。

　試合は序盤から川崎がペースを握り、19分には三笘薫がドリブル突破で相手のファウルを誘発。PKを獲得すると、これを家長昭博が落ち着いて沈め川崎が先制した。

　さらに川崎は28分に、レアンドロ・ダミアンの前線からの守備で相手ボールを奪取。リバウンドを拾った田中碧が鋭いターンから左足でゴール左にシュートを決め、川崎が追加点を奪う。田中の今季初ゴールで２-０と川崎がリードして前半を終えた。
 

　川崎は後半立ち上がりにも追加点。47分、田中の中盤でのボール奪取からチャンスを広げると、田中のスルーパスに抜け出した山根視来の中央への折り返しに三笘が詰めてネットを揺らす。三笘の４戦連発となる今季８点目で川崎がリードを３点に広げる。

　川崎は63分にクレーべに反撃の１点を許すものの、その後は得点を許さず、３トップのL・ダミアン、家長、三笘を総入れ替えする余裕も見せ、３-１でタイムアップ。横綱相撲の内容で２連勝、開幕から18戦負けなしとした。前節更新したJ１の無敗記録は23試合に更新している。
　
　川崎は勝点を48に伸ばし、依然として独走状態は揺るがない。今季15勝３分け無敗と圧倒的な強さを最下位の横浜FCに見せつけている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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