「やっと決めることができました」20歳MF椿直起が待望のオーストラリア初ゴール!横浜時代の同僚助っ人も祝福

2021年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

デビューから4か月半でついに

横浜から期限付き移籍中の椿が、待望のオーストラリア初ゴールを奪った。(C)Getty Images

 オーストラリア1部メルボルン・シティのMF椿直起が現地時間5月18日、自身のインスタグラムを更新。待望の一発を報告した。

 現在20歳の椿は、2019年に横浜F・マリノスの下部組織から昇格し、プロキャリアをスタート。同年に育成型期限付き移籍でギラヴァンツ北九州へ渡ると、期限を延長して迎えた昨季は主力として34試合(うち29試合が先発)でプレー。12月にJリーグのシーズン終了を待たずして、横浜から再び期限付きの形でオーストラリアへ活躍の場を移していた。

 初の海外挑戦となったなか、加入当初こそコンスタントに出場を重ねるも、最近は出番が激減。今節を除く4月以降の9試合で出番があったのは79分から途中出場した1試合のみで、直近2試合はベンチからも外れていた。

 迎えた2か月半ぶりの先発となった16日のウェリントン・フェニックス戦(△2-2)。見せ場は0-1の58分に訪れた。ペナルティエリア右でボールを奪ったマルコ・ティリオのマイナスの折り返しに、背番号14は右足ダイレクトで冷静に合わせ、ネットを揺らした。

【動画】右足ダイレクトで冷静に流し込む!待望の初ゴールの瞬間はこちら
 
 デビューから13試合、4か月半の月日を経て、ついに生まれた初ゴール。椿は試合後には「Aリーグ初ゴールをやっと決めることができました。たくさんの良い報告を届けられるようにがんばります!」とインスタグラムで喜びのコメント。また、1か月前には「少しずつですが英語でコミュニケーションも取れるようになってきました」と伝えていたなかで、英語でも感謝と今後の意気込みを綴っている。

 これにはファンからも惜しみない賛辞が寄せられている。

「待ってました!!」
「yeeeeeaaaah naoki!」
「おめでとう!!」
「すごい!!」
「ナイスゴールでした」
「What a legend」
「また嬉しい報告聞けること楽しみにしてます!!」

 さらに、アシストしたティリオはじめ、チームメイトも反応しているほか、横浜時代に共闘したエジガル・ジュニオ(現V・ファーレン長崎)も、拍手の絵文字で祝福している。

 メルボルン・シティは6月21日に、セレッソ大阪とアジア・チャンピオンズリーグの東地区プレーオフで激突。一発勝負で決まるプレーオフを勝ち抜くと、同24日からタイにてセントラル方式で行なわれるACLグループステージのJ組に参加する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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