負傷離脱の大宮GKクリャイッチへ、ファンから「たくさんの励ましのメッセージ」入りフラッグが届く

2021年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

右膝前十字靭帯断裂で今季絶望

負傷離脱となってしまったGKクリャイッチは、手術のため帰国するという。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 大宮アルディージャは5月17日、クラブの公式ツイッターで負傷離脱中のGKフィリップ・クリャイッチに向けてファンからメッセージ入りフラッグが手渡された事を告げた。

 30歳のクリャイッチは、昨季にセルビアの名門、パルチザン・ベオグラードから加入し22試合に出場。今シーズンは、開幕直後は新加入GK上田智輝にスタメンの座を譲ったものの、負傷離脱にともない、第7節から7試合でゴールを守っていた。

 しかし、第13節の群馬戦、後半立ち上がりに右足を痛め担架でピッチを後にし、後日右膝前十字靭帯断裂と診断。全治は約8か月の見込みだという。

 今シーズン中の復帰は絶望的となったクリャイッチに、5月16日のホームで行なわれた岡山戦時にファンからのエールが送られたという。

 大宮は翌日、クラブの公式SNSで、「昨日の試合で皆さまからいただいたメッセージ入りフラッグ4枚をクリャイッチ選手にお届けしました。たくさんの励ましのメッセージありがとうございました」と報告した。

【画像】ファンからのメッセージ入りフラッグはクリャイッチのもとへ
 
 この投稿にファンからは以下のようなメッセージが送られた。

「早く戻ってきて欲しいです!!でもゆっくり治してください!」
「いつかまたゲームで最高のプレーが見られることを願っています」
「クリャイッチの分まで戦おう」
「怪我のリリースからすぐにこの様な企画を行ってくださった皆さんありがとうございます」
「大きな怪我だけど、しっかり治して帰ってきてください」
「自分も参加させて頂きました。日本語のメッセージでしたが、翻訳頑張って対応して頂けるとの事でしたので感謝しています」

 14試合を消化し、降格圏目前の18位と低迷する大宮。一時は最下位にまで沈むなど苦しいチーム状況だが、全42節あるシーズンはまだ前半戦。7位水戸までは勝点8差だ。助っ人GKの復帰を笑顔で迎え入れるためにも、今後の巻き返しが不可欠だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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