横浜FC“キングカズ”が「Jリーグの日」にメッセージ。「歴史や絆は色褪せず受け継がれていく」

2021年05月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「新たな歴史を刻んでいきましょう」

日本サッカーを牽引してきたカズ。54歳となった今も現役として走り続けている。写真:滝川敏之

 横浜FCの三浦知良から熱いメッセージが届いた。

 1993年5月15日に産声を上げたJリーグ。今年で29年目を迎える「Jリーグの日」に向けて、"キングカズ"がその想いを語った。

「Jリーグを愛する皆さん、そしてJリーグを支えてくださる皆さん、こんにちは。横浜FCの三浦知良です。

 この度、Jリーグが誕生してから29年目を迎えました。本当に嬉しく、また感謝の気持ちでいっぱいです。

 今現在もそうですが、これまでもJリーグでは幾多の困難がありました。そのような状況でも、誰かが困っていればクラブの垣根を越えて、手を差し伸べて、共に乗り越えてきました。

 Jリーグを通して生まれてきた歴史や絆は決して色褪せず受け継がれていくと思います。これからも皆さんと一緒に、様々な方に愛されるJリーグ、世界に誇れるJリーグを目指して、新たな歴史を刻んでいきましょう」
 
 28年前のオープニングゲームではヴェルディ川崎のエースとしてピッチに立ち、初代チャンピオン&MVPに輝いたカズ。日本サッカーを牽引してきた男は54歳となった今も現役を続け、これからも走り続ける覚悟だ。

 世の中は依然としてコロナ禍にあり、難しい状況にある。そうしたなかでもサッカーを続けられていることに感謝を示しつつ、カズは「こういう時だからこそ、(エンタテインメントが)必要になってくると思う。少しでも良いニュースを届けられるように、みんなで全力を尽くしたい」と、与えられた場所で全身全霊を傾け、世の中を少しでも明るくしようと奮起している。

 今季でプロ36年目。サッカーにかける情熱はいまだ衰えない。ジーコ(元鹿島、現鹿島テクニカルディレクター)が持つJ1最年長得点記録(41歳と3か月12日)の更新にも期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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