５月11日、世界中のサッカーファンが歓喜に沸いた。

　前日にヴィッセル神戸がリリースしたのが「アンドレス・イニエスタに関する重大発表」の予告。現役を退くのか、あるいは契約満了で日本を去るのかなど、さまざまな憶測が流れるなか、水曜日の会見で明かされたのは「２年間の契約延長」だった。
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　イニエスタの口から「日本が第２の故郷になった」「すべての愛とリスペクトを示してくれた」など熱いメッセージが矢継ぎ早に飛び出した。ファンの心を揺さぶるとともに、日本での新たなチャレンジへの意欲を示したのだ。

　そしてこの日は、スペインが誇る至宝の37歳の誕生日だった。夜になって選手本人が公式インスタグラムを更新し、自宅で行なわれた一家６人での盛大な誕生日パーティの模様を紹介。日本語で「最高の一日でした！」と書き出し、「皆さんのメッセージありがとうございます！ 特にママと子どもたち！！　そばにいてくれてを本当に幸せ！ 愛してる、皆！」（原文ママ）と続けた。

　さらに妻のアンナ・オルティスさんもイニエスタがケースのロウソクを吹き消す場面や、仲睦まじい２ショット写真をインスタ上に公開。こちらも日本語で「誕生日おめでとう、アナタ！ いつもの愛情と熱心で素敵な一年になることを心から願ってます！ 私たちはあなたのそばにいることが何よりも幸運だと感じています！！ 愛してる！　私たちは！」（原文ママ）と綴っている。
 

　ふたつの投稿には世界中のファンから祝福の声が続々と寄せられ、「素晴らしいファミリー！」「クラックよ永遠なれ」「引退じゃなくてホッとした」「まだまだ君のプレーが観たいよ！」「日本への愛をありがとう」「ゴージャスな夫婦だ」「まだまだ日本と神戸を楽しんで！」「ハッピーオーラが半端ない！」などなど、コメント欄は活況を呈している。

　怪我で出遅れていたイニエスタだが、第12節（５月１日）のサンフレッチェ広島戦で終盤に投入されて今季初出場を果たすと、続く第13節（５月９日）の横浜Ｆ・マリノス戦ではさらにプレータイムを伸ばして、好パフォーマンスを披露した。

　いよいよ今週末の第14節（５月15日）、セレッソ大阪戦でのスタメン復帰が待望される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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