マンCが2年ぶり7度目のプレミア制覇!カラバオ杯に続き今季2冠、マンUが敗れて決定

2021年05月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

19歳のグリーンウッドが同点ゴールも…

マンUが敗れたことで、マンCのリーグ制覇が決定した。(C)Getty images

 現地時間5月11日にプレミアリーグ第36節が開催され、2位のマンチェスター・ユナイテッドは4位のレスターとホームで激突し、1-2で敗戦。マンチェスター・シティの2年ぶり7度目のリーグ制覇が決まった。

 立ち上がりから鋭い出足を見せるレスターに押し込まれるなか、試合が動いたのは10分。トーマスに絶妙なボレーで叩きまれ、先制を許してしまう。U-20イングランド代表DFは、これがプレミアリーグ初ゴールとなった。

 ユナイテッドは5分後に即座に反撃。グリーンウッドがゴール前でパスを受けると、個人技で相手を翻弄し、最後は絶妙なコントロールシュートでネットを揺らした。前節にウェイン・ルーニーの持つ、10代でのリーグ通算得点数のクラブレコードを16に更新した19歳のイングランド代表FWは、2戦連発となった。

 同点に追いついたホームチームは、一気に逆転まで行きたいところだったが、再び相手にボールを持たれる時間が多くなり、なかなかチャンスを作り出すことはできない。

 前半アディショナルタイムにはゴール前の危ない位置でFKを与え、ティーレマンスに右足でシュートを放たれるが、壁がきっちりブロックし、事なきを得る。前半は1-1のドローで終える。
 
 迎えた後半もレスターのペースは試合が進み、59分にはイヘアナチョにゴール至近距離からシュートを浴びるも、ここは久々にリーグ戦で先発したGKデ・ヘアの好守で、何とか窮地を脱する。

 流れを変えたいユナイテッドは65分に、カバーニとラッシュフォードを2枚同時投入。明確に攻撃のスイッチを入れる。

 しかしその1分後、CKからチャーラル・ソユンジュにヘディングで被弾。逆に勝ち越しゴールを奪われてしまう。

 このまま敗れれば、宿敵の優勝が決まってしまう状況のなか、その後ホームチームは必死に同点ゴールを目指すが、結局追いつくことはできず、1-2で敗れた。

 この結果、ユナイテッドは残り3試合で首位のシティの勝点を上回ることが不可能となり、シティの2年ぶり7度目のリーグ制覇が決定。カラバオ・カップと合わせ、今シーズン2冠となった。今月29日には3冠目をかけ、チェルシーとチャンピオンズ・リーグ決勝を戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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