J3長野、「取締役解任は不当と主張して提訴したとの一部報道」について声明。「提訴内容の棄却を求める」

2021年05月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「このような形となり、大変残念に思います」

「一部報道」について長野が声明。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J3のAC長野パルセイロは5月11日、公式HPで「一部報道について」と題し、クラブ側の見解を示した。

 当該ニュースによれば、クラブの運営会社の前社長が取締役解任は不当と主張して提訴したとの一部報道があったとのこと。これについてクラブ側は以下のように説明している。

「前社長の取締役の任期は本年3月までの1年間であり、取締役を解任したものではなく、本年3月に開催された株主総会では、適正な手続きのもと全取締役が任期満了となって新たな取締役の選任が可決承認されておりますことから、当クラブは応訴し、提訴内容の棄却を求めてまいります」

 また町田善行代表取締役社長のコメントも掲載。「このたびは、このような事で当クラブをご支援・応援いただいております皆様に、非常にご心配をおかけし申し訳ございません」とし、以下のように続けた。

「しかしながら、今回の案件はクラブとして、ご本人にも説明し、取締役会や株主総会でも適正な手続きのもとで進めており、そのエビデンスもございます。
 
 丁寧に話し合いを重ねてまいりましたが、このような形となり、大変残念に思います。ご支援・応援いただいております皆様に、多大なご心配をおかけすることとなり、重ねてお詫び申し上げます」

 今後については「クラブとして、引き続き適正に対応をしてまいりますので、引き続きご支援・応援のほど、よろしくお願いいたします」とした。

構成●サッカーダイジェストweb編集部
 
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