元スペイン代表イニエスタが神戸との契約延長を発表!新たに2年間の契約を締結

2021年05月11日 サッカーダイジェスト編集部

今年5月1日の広島戦で約5か月ぶりに戦列に復帰していた

神戸との契約延長を発表したイニエスタ。まだまだ極上のプレーが日本で楽しめる。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 元スペイン代表MFのアンドレス・イニエスタが5月11日、ヴィッセル神戸との契約延長を発表。新たに2年間の契約を締結した。

 発表当日にちょうど37歳の誕生日を迎えたイニエスタ。そんな熟練のワールドクラスが神戸に加入したのは、18年5月だった。当時は3年の契約で、推定年俸と32億5000万円と報じられ、大きな話題を集めた。

 スペインの名門バルセロナの下部組織で育まれたイニエスタは、2002年にトップチームデビュー。その後16シーズン在籍したバルセロナで、ラ・リーガ9度、国内カップ6度、チャンピオンズ・リーグ4度、クラブワールドカップ3度の優勝を経験。数々のタイトルを獲得してきた。
 
 スペイン代表としては131試合・13得点を記録。06年5月にA代表デビューを果たすと、同年のドイツ大会からワールドカップには4大会連続で出場。10年の南アフリカ大会では、オランダとのファイナルで決勝ゴールを決めて、チームを優勝に導いた。

 そして神戸に加入してからのイニエスタは、「ヴィッセル神戸」の名を一躍世界に広めただけでなく、チームキャプテンに就任した19年シーズンにはリーグベストイレブンに輝き、天皇杯ではクラブに初タイトルをもたらした。

 昨年12月にはACLで右太ももを負傷したものの、今年5月1日のサンフレッチェ広島戦で約5か月ぶりに戦列に復帰。今季で契約が切れる予定だったが、再び神戸でのプレーを選択した。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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