降格揶揄にブチギレのシェフィールドFWがスマホ踏みつけ→暴行か。過去にも問題行動、クラブは「現在調査中」

2021年05月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

道端で突然呼びかけれ…

現在は負傷離脱中のマクバーニー。今季はわずか1ゴールと苦しんでいる。(C) Getty Images

 シェフィールド・ユナイテッドのスコットランド代表FWオリバー・マクバーニーによるものだとされる"暴行映像"がネット上で拡散され、注目を集めている。英紙『Daily Mail』や同紙『The Sun』が伝えた。

 マクバーニーは昨シーズン、イングランド2部のスウォンジーから当時のクラブ史上最高額である2000万ポンド(約28億円)でシェフィールドに加入。1年目は6得点を挙げ、リス・ムセと並んでチーム得点王となり、昇格組ながら9位と躍進したチームの原動力となった。

 しかし、今季はトップフォームから遠ざかり、ここまでわずか1得点。先月には足を負傷して戦線離脱を余儀なくされるなど、早々に降格が決まったチームと同様に最悪のシーズンを送っている。

 そんな悩める24歳が今回騒動を起こしたのは、クリスタル・パレスに敗れ、28敗目を喫した数時間後の現地時間5月8日20時半頃だと言われている。
 
 道端を歩いていたマクバーニーとおぼしき男性は、自身を撮影する何者かに名前を呼びかけられると、おもむろに近付き、叩き落としたのか、地面に落下した録画中の携帯電話を思い切り踏みつける。そしてあろうことか、その持ち主に膝蹴りを入れるなど、暴行を加えたのだ。

【画像】ブチギレでスマホを思い切り踏みつける!決定的瞬間はこちら

 被害者は降格を揶揄した後に襲われたとされ、顔に切り傷を負い、目が腫れていたという。ただ、病院での治療は必要とせず、警察に通報するかどうかは決めかねているようだ。

 これに対し、クラブは10日に「ソーシャルメディアで流れている動画を認識しており、現在調査中」と、声明を発表している。

 マクバーニーは昨年7月にも飲酒運転により2万8500ポンド(約400万円)の罰金を科され、16か月間の運転禁止処分を受けた。また、2020年初頭には、南ウェールズ・ダービーでスウォンジーのサポーターに混じって観客席に入り、カーディフのファンに向かって卑猥なジェスチャーをしているところを写真に撮られ、イングランド・サッカー協会から警告を受けている。

 またやらかしてしまったのか。本人かどうかの真偽も含め、続報に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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