新潟戦で負傷した大宮FWの菊地俊介が頚椎捻挫と診断 「後遺症はなく、念のため入院」と自身のSNSで報告

2021年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

新潟の選手に向けては「迅速なご対応ありがとうございました」

出場機会を増やしていた菊地(右)は新潟戦で今季初先発を果たしていた。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 大宮アルディージャは5月6日、クラブの公式ツイッターでFW菊地俊介の負傷状況を発表した。

 クラブによると「5月5日(水)新潟戦で負傷しました菊地俊介選手は、昨夜から本日にかけて専門医等の診察をうけ、頚椎捻挫と診断されました。今のところ後遺症等はありませんが、大事をとって入院を続けながら治療を行います。皆さまからのご心配のお声がけ、ありがとうございます」とのこと。

 埼玉県出身29歳の菊地は、大宮のジュニアユースから伊奈学園総合高、日本体育大を経て2014年に湘南でJリーグデビューした。2020年に下部組織時代を過ごした大宮へ帰還し、昨季は23試合に出場し3ゴールを記録。複数ポジションをこなすユーティリティプレーヤーとしても存在感を示した。

 そんな菊地は、5月5日の12節・新潟戦で今季初先発し、18分に相手ゴール前での競り合いに挑むものの、DFに挟まれるように倒れ、起き上がることができなかった。

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 その後、異変を感じた新潟の選手たちがプレーを切り、菊地を抱えようとする選手を静止し、担架を要求、さらにスパイクを脱がすなど介抱する姿に注目が集まっていた。

 菊地はクラブの発表をリツイートする形で、自身のツイッターを更新し、ファンや新潟の選手たちに以下のようなコメントを投稿した。

「大宮アルディージャのサポーターの皆さん、ご心配おかけし申し訳ありません。痛みはありますが後遺症はなく、念のため入院をしながら治療を行います。また、千葉選手をはじめ、アルビレックス新潟の選手の皆さん、迅速なご対応ありがとうございました。8月に対戦できることを楽しみにしております」

 この投稿に、ファンからも「まずは後遺症も無いようなので一安心しました」「焦らず治して元気な姿を見せてください」「本当に心配してました。しっかり治してピッチに戻ってきてください!」などの声が寄せられた。

 まずは、容体を心配したファンを安堵させたが、今後再びピッチ上で元気な姿を見せてほしい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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