前代未聞!試合終了後に4人退場…仏1部、注目の上位対決で大乱闘が勃発。現地メディアは唖然「ひどい映像」

2021年05月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合自体は白熱の好ゲームも…

試合終了直後、モナコ(赤)とリヨン(青)が衝突する。(C)Getty Images

 長いホイッスルは、第2ラウンド開始のゴングとなった。

 現地時間5月2日に開催されたリーグ・アン第35節、3位のモナコ対4位のリヨン。注目の上位対決は、70分にマクソンス・カクレがこの日2枚目のイエローカードで退場し、10人となったものの、89分に17歳の新星ラヤン・シェルキが値千金の勝ち越し弾を奪ったアウェーのリヨンが、3-2で接戦をモノにした。

 劇的勝利に、守護神アントニー・ロペスはピッチに突っ伏し喜びを表現するなど、リヨンには歓喜の輪が広がるなか、それは突如として起こった。
 
 ピッチの中央で両軍の選手が入れ乱れる乱闘が勃発したのだ。慌ててスタッフらも止めに入るが、総出の大騒ぎはすぐには収まらず、数10秒もの間続いた。その結果、試合後にもかかわらず、モナコからピエトロ・ペッレグリとウィレム・グベル、リヨンからマッティア・デ・シーリオとマルセロと2枚ずつのレッドカードが提示されている。

【動画】両軍総出の大騒動。試合終了直後の「ひどい映像」はこちら

 現状、騒動の発端は明らかにはなっていないが、現地メディア『Midi Lible』では「記憶に残るのはサッカーの質ではなく、試合終了時のひどい映像である」と一報し、リヨンのリュディ・ガルシア監督が記者会見時に発した「挑発はモナコからだった」という言葉を伝えている。

 なお、直接対決を制したリヨンは残り3試合で、チャンピオンズ・リーグ出場圏内のモナコまで勝点1差に迫り、そのモナコは首位リールを勝点5差で追うという状況になっている。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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