「FC今治、惚れたぜ」テゲバジャーロ宮崎が明かした対戦相手のスポーツマンシップにファン大反響!

2021年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

宮崎はJ3リーグで3位につける

2ゴールで今治を下し、ホームでの連勝を続けている宮崎。(C)TEGEVAJARO MIYAZAKI

 昨季のJFLを2位で終え、57番目のクラブとしてJ3リーグに昇格したテゲバジャーロ宮崎は5月2日、ホームのユニリーバスタジアム新富でJ3リーグ第7節のFC今治戦を行ない、2-1で勝利を収めた。

 開幕のいわてグルージャ盛岡戦いこう、ホームで負けの無い宮崎は、勢いそのままに、11分のMF藤岡浩介のペナルティエリア外からのミドルシュートで先制。さらに48分、相手守備陣がもたつく間に、FW橋本啓吾が頭で押し込みリードを広げた。今治の反撃も56分の元日本代表MF橋本英郎に決められた1点に抑え、2-1で逃げ切りに成功した。

 宮崎はこれでリーグ戦4勝目。勝点13として、昇格圏に1ポイント差の暫定3位に浮上。J3リーグに旋風を巻き起こしている。

 そんな宮崎は試合後に公式ツイッターを更新し、対戦相手である今治を次のように称えた。

「FC今治サポーターの方々のご来場が出来ない中での試合となりましたが、試合後、FC今治のロッカールームにメモが残されていました。このような姿勢、私達もみならいたいと思いました。FC今治の皆様、気をつけてお帰りください!」

 添えられた写真にはホワイトボードに「強風のなか運営ありがとうございました!次は今治でまっとるけん!FC今治」とのメッセージが。

【画像】宮崎公式が投稿したFC今治からの感謝のメッセージ
 この投稿にファンも反応し、以下のようなコメントが寄せられた。

「素晴らしい。ピッチの外でもスポーツマンシップ」
「相手チームへの心配りとリスペクトを感じるねステキ」
「FC今治、惚れたぜ」
「相手運営スタッフへの心配りの出来るチーム素晴らしいですね」
「良い光景、双方に拍手」

 また、愛媛県松山市に新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置が適用されたことを受け、宮崎戦でのアウェー席が設置されなかった今治ファンに向けて、宮崎のサポーターが、「とどけ今治へ!」「こころはともにある」とスタジアムでメッセージを掲げる姿もSNS上で拡散され、両チームを称える声が続々と寄せられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

次ページ【画像】宮崎公式が投稿したFC今治からの感謝のメッセージ

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事