連敗ストップに感極まり涙! 大分・片野坂監督、9戦ぶりの勝利に「悔しい想いをしていたので…」

2021年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

虎の子の1点を守り切り、ホームで今季初勝利

38分に町田が先制点。これが決勝点となった。写真:徳原隆元

 ホームでの今季初勝利に指揮官も涙が止まらなかった。

 J1リーグ12節の大分トリニータ対清水エスパルスは、38分の町田也真人の今季4点目となるゴールが決勝点となり、大分が1対0で勝利を収めた。大分は連敗を7で止め、2節の横浜FC戦以来、9試合ぶりの勝利を飾っている。

 試合後、フラッシュインタビューに応じた大分の片野坂知宏監督は、久々の勝利の感想を問われ、やや言葉を詰まらせつつ、「嬉しいですね」と一言。続けて「戦う姿勢を持って90分ハードワークをして勝とうと送り出した」と、この一戦に懸ける決意を明かした。

 試合は38分に先制するものの、清水の反撃に押し込まれる場面が目立ったが、それでもチームは粘り強いディフェンスで凌ぎ切ってみせた。指揮官は「リードしている中で、相手も攻撃にパワーを持ってきたし、なんとか凌ぐ形になったが、切らさずによくやってくれた」と自らの選手たちを讃えた。

 大分は、ようやく今季ホームでの初勝利を掴んだが、この点を問われると、片野坂監督も感極まって涙がこぼれ、「ホームですごい悔しい想いをしていたので、良かったと思います」と、目を潤ませながら話した。

 大分は5月5日にホームでルヴァンカップ・徳島ヴォルティス戦を戦った後、同9日に敵地でリーグ13節の湘南ベルマーレ戦に臨む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】大分の連敗を7で止める町田也真人の決勝点!

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