「このミヨシに出番がなかったなんて信じられない!」三好康児の“5か月ぶり弾”を現地メディア絶賛!「価値を証明した」

2021年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ベンチで苦しんでいたとは想像を絶する」

プレーオフ初戦で目に見える形で結果を残した三好。(C)Getty Images

 現地時間4月30日、ベルギー・リーグの上位4チームによるプレーオフの第1節が開催され、三好康児が所属するアントワープ(レギュラーシーズン2位)は伊東純也を擁するヘンク(同4位)とホームで対戦。終盤に逆転を許し、2-3で敗れた。

 伊東が2アシストの活躍を見せたヘンクに屈したとはいえ、一時は逆転となるゴールを奪ったのが三好だ。来シーズンからのアンデルレヒトへの移籍が決定し、メンバー外となったリオル・ラファエロフに代わってトップ下で先発に抜擢されると、1-1で迎えた61に魅せる。

 後方からの縦パスを味方に叩いて、ゴール前にできたスペースに走り込むと、ディウメルシ・ムボカニのラストパスを受けて、GKに詰められながらも左足で冷静にネットを揺らしてみせた。

【動画】見事な反転から冷静なフィニッシュ!現地メディアも絶賛した三好の左足弾(1分23秒~)
 シーズン後半は、なかなか出番に恵まれず、12月6日のヘンク戦以来約5月ぶりの今シーズン3点目を奪ったレフティの活躍を、現地メディアも絶賛している。『GVA』は、「このミヨシが3か月もほとんどプレーしていなかったなんて信じられない」と見出しを打ち、次のように称えた。

「ミヨシが3か月間、ほとんど働かず、ベンチで苦しんでいたとは、想像を絶する。ウインターブレイク後のメヘレン戦の後、コロナ感染で隔離されたり、怪我をしたりしていたため、彼はわずかな間しかプレーが許されなかった。ヘンク戦でそれ以上の価値があることを示したのだ」

 チームは敗れたものの、この活躍によってプレーオフで出番が増えるのは間違いないだろう。ここまでの鬱憤を晴らす活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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