ウニオン・ベルリンが遠藤渓太の買い取りを発表! 「今後もチームの一員でいられることに興奮」

2021年04月30日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

古巣の横浜F・マリノスにも感謝のメッセージ

見事に来シーズンの契約を勝ち取った遠藤。今後もさらなる活躍が期待される(C) Getty Images

 4月30日、ウニオン・ベルリンは昨夏に横浜F・マリノスからローンで加入した遠藤渓太の買い取りオプションを行使したことを発表した。なお、移籍金などの詳細は、両クラブの合意により非公開となっている。

 初の海外移籍となった遠藤は、ここまで14試合で1得点を記録。初ゴールを奪った7節ビーレフェルト戦で負った怪我の影響もあり、中盤戦まではなかなか試出場機会を掴めなかったが、25節ケルン戦で久々に先発出場を果たすと、その後はコンスタントに出番を掴んでいる。

 遠藤はクラブの公式サイトで、「言葉の壁はありましたが、クラブは本当に温かく迎え入れてくれました、加入初日からホームのように感じることができました。今後もチームの一員でいられることに興奮しています」とコメントしている。
 
 さらに、前所属の横浜F・マリノスの公式サイトでも熱いメッセージを綴っている。

「この度、ドイツのウニオン・ベルリンに完全移籍することになりました。下部組織からプロに至るまでの16年間、人生の大半をF・マリノスで過ごしてきました。このクラブで育ったことは自分にとって一生の誇りです。クラブ関係者の方々、応援してくれたファンの方々には感謝の気持ちしかありません。いつの日かまた日産スタジアムでプレー出来れば幸せです。まだ、ドイツで何一つ結果を残せていないので、よい報告ができるよう、自分で決めた道で頑張りたいと思います」

 また、ウニオン・ベルリンのオリバー・ルーネルト取締役は、「渓太は怪我や新型コロナウイルスの影響で難しい前半戦を送ったが、それでも高いクオリティを見せてくれた。向上心と決断力を持った非常に才能溢れる若者だ。継続的に成長し、これまで以上にチームの助けになってくれるだろう」と期待感を露わにした。

 来シーズンの契約を勝ち取り、今後の不安がなくなった遠藤。今シーズンも残りわずかとなったが、来シーズンに繋がるさらなる活躍を期待したいところだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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