【山形】クラブ初の外国人監督を招聘。クラモフスキーが志向するシステム、サッカーは?

2021年04月30日 サッカーダイジェスト編集部

基本システムは4-3-3で、ポゼッション、ハイラインを志向

山形の監督就任が内定したクラモフスキー氏。チームを上位に導けるか。写真:清水エスパルス

 成績不振を理由に退任した石丸監督の後任に、元清水監督のピーター・クラモフスキーが内定。就労環境が整うまでは、暫定体制で指揮を執るそうで、クラブによれば、「手続きの関係上、指揮を執る時期が決定しましたら改めて発表いたします」とのことだ。

 横浜のコーチ時代にはアンジェ・ポステコグルー監督の下でJ1制覇を経験。清水の監督時(2020年1月~11月)は4-3-3システムをベースに、ポゼッション、ハイラインがベースのサッカーを志向していた。なお、クラモフスキー本人は今回の就任内定について以下のコメントを発している。
 
「私はモンテディオ山形の監督に就任することを名誉に、光栄に、そして誇りに思います。クラブの向かっている方向性、そして自分の能力、知識、信念をクラブの次の章にどう活用できるかを楽しみにしています。

私はクラブの新たな章に特別な瞬間をもたらす為、そしてクラブの未来を築く力添えをするという目的を持ちここに来ました。

クラブを前進させようと全力を注ぎ、モチベーションの高いチームのスタッフと共に、プレーする選手たちの最大限を毎日引き出していきます。我々には活力のあるチーム、若く才能のある選手たち、そして経験値のある選手たちがいます。我々のサポーターに毎試合成功と喜びを届ける為、共にハードワークしていきます。」(原文まま)

 果たして、山形で優れた手腕を発揮できるのか。同時に、クラブは川井健太コーチ就任も発表している。

構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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