「第4審判が私を軽蔑した」痛恨敗戦のクーマンが退席処分に激怒!「スターになりたかったのか…」

2021年04月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

勝てば首位浮上という重要な一戦で…

グラナダ戦で退席処分となったクーマン監督。次節の古巣バレンシア戦はベンチに座れない見込みだ。(C)Getty Images

 レッドカードに納得がいかなかったようだ。

 現地時間4月29日に開催されたラ・リーガ第33節で、暫定3位のバルセロナはグラナダと対戦。勝てば単独首位に浮上するという重要なゲームだったが、23分にリオネル・メッシのゴールで先制しながら、まさかの逆転負け。自力優勝の可能性が消滅してしまった。

 痛かったのがロナルド・クーマン監督の退席だ。63分に同点に追い付かれた直後、それほど激しい抗議をしているようには見えなかったが、ゴンサレス・フエルテス主審が迷わずレッドカードを掲げたのだ。大将を失ったチームは、79分に逆転ゴールを許すと、アディショナルタイムも含めて15分近くも時間がありながら、1点も奪うことができなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】クーマン監督が激怒した"一発退場"シーン(4分30秒~)
 スペイン紙『MARCA』によれば、レフェリーは試合後の報告書に、「クーマン監督が第4審判に対して『なんて性格だ』という言葉を浴びせた」と記載したという。

 しかし、オランダ人指揮官はこれを真っ向から否定。怒りを露わにしている。

「私が第4審を軽蔑した記録されているようだが、理解できない。私は何も悪い言葉を言っていなし、侮辱をしていない。信じられない」

 そして、「第4審が今夜のスターになりたかったのなら…、私は何か言ったことになるんだろう。いくつかのプレーについて、敬意を込めて第4審と話した。私が何と言ったかを教えてほしい。醜い言葉はひとつも使っていない」と続け、こう激怒している。

「彼は良くない方法で答えた。私を軽蔑したんだ。言っていない何かを記録に載せ、何も悪いことをしていないのにベンチに座れないのは影響がある」

 果たして、どちらの言い分が正しいのか。しばらくは物議を醸しそうだ。

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