トッテナムの新監督候補にアヤックス指揮官が急浮上!近日中に直接会談と現地報道

2021年04月29日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

テン・ハーグ監督とアヤックスの契約は22年6月まで

18-19シーズンのCLではデヨング(現バルセロナ)やデリフト(現ユベントス)らを擁し、アヤックスをベスト4へと導いたテン・ハーグ監督。(C)Getty Images

 来シーズンのトッテナムの新監督候補に、アヤックスのエリク・テン・ハーグが急浮上している。

 現地時間4月28日に移籍専門記者のファブリツィオ・ロマーノ氏がツイッターで、「トッテナムは、テン・ハーグとの直接会談を予定している」と投稿したのだ。

 トッテナムは19日に、成績不振を理由にジョゼ・モウリーニョ監督の解任を発表。今シーズン終了まではコーチのライアン・メイソンが暫定監督としてチームを率いることとなった。

 新監督候補には、テン・ハーグの他にガレス・サウスゲイト(イングランド代表監督)やブレンダン・ロジャーズ(レスター監督)、マッシミリアーノ・アッレーグリ(元ユベントス監督で現在はフリー)、ラルフ・ラングニック(元RBライプツィヒ監督で現在はフリー)らの名前が挙がっている。

 最有力候補だったRBライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン監督が、27日に来シーズンからバイエルンの指揮官に就任することが正式に決定したため、テン・ハーグの序列が上った格好だ。

 17年12月にアヤックスの監督に就任したテン・ハーグは若手とベテランを融合させるバランス感覚に優れた攻撃のマインドが強い指揮官で、18-19シーズンには国内2冠に加え、チャンピオンズ・リーグでクラブを22年ぶりとなるベスト4へ導くなど欧州カップ戦での実績もある。

 今シーズンも国内カップを制し、リーグ戦でも残り4節で2位PSVに勝点12差をつけており、次節にも優勝が決まる状態だ。

 テン・ハーグとアヤックスの契約は22年6月まで残っており、ロマーノ記者も現段階で何も決まっていないことを強調している。

 直接会談の結果、急展開を迎える可能性があるかもしれない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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