「ゴールをあてにできない」OBオーウェンがサラー&マネに驚きの苦言!「彼らが得点を挙げられるのは…」

2021年04月26日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「素晴らしい選手」と前置きしつつも…

マネ(左)とサラー(右)の決定力にまさかの苦言を呈したのが、レジェンドのオーウェンだ。(C)Gettty Images

 チャンピオンズ・リーグ(CL)出場が遠のくドローだった。

 4月24日のプレミアリーグ第33節、リバプールはホームでニューカッスルと1-1で引き分けた。開始早々にモハメド・サラーのゴールで先制したものの、追加点のチャンスを生かせず、終了間際に失点。2ポイントを落としたかたちだ。

 クラブのレジェンド、マイケル・オーウェンは、追加点を奪って勝負を決められなかったサラーやサディオ・マネに苦言を呈している。英紙『Daily Mail』によると、『BT Sport』で「それが問題だ」と話した。

「マネは見事な選手だ。ゴールを量産する。サラーも素晴らしい選手だ。ゴールを量産する。だが、彼らは天性のフィニッシャーじゃない。あてにできる選手たちじゃない。彼らが安定して得点を挙げていたのは、きょうのように、リバプールがたくさんの好機をつくっていたからだ」

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 サラーは今季のプレミアリーグで20ゴールを挙げ、得点ランクでハリー・ケインに次ぐ2位につけている。マネは8ゴールだ。両選手は2人合わせてリバプールで公式戦217得点を挙げている。ロベルト・フィルミーノを加えた3トップが、世界最高峰の攻撃陣なのは周知のとおりだ。それでも、元イングランド代表FWは「天性のフィニッシャー」ではない2人に不満を感じたのかもしれない。

 いずれにしても、同日の試合でチェルシーがウェストハムに勝利し、リバプールとトップ4の差は4ポイントとなった。2年前に欧州を制し、昨シーズンは悲願のプレミアリーグ初制覇を果たした王者は、来季のCL出場件を得られるのか。次節は5月2日、敵地でマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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