現地時間４月25日にウェンブリー・スタジアムで開催されたカラバオ・カップ決勝で、トッテナムはマンチェスター・シティに０－１で敗戦。82分に決められたエメリック・ラポルトのヘッド弾に沈み、13年ぶりのタイトル獲得はならなかった。

　話題を集めたのが試合後のソン・フンミンの号泣シーンだ。まさかのシュートゼロに終わった韓国代表FWは、うずくまって人目を憚らず涙をこぼし、シティのケビン・デ・ブルイネやイルカイ・ギュンドン、フィル・フォデンらが慰めるシーンは、称賛を浴びた。

　だが、この日のパフォーマンスが良くなかったこともあり、一部のファンからは厳しい声が飛んだようだ。

【動画】号泣するソン・フンミンをシティの選手が慰める感動シーン

　韓国紙『朝鮮日報』が「衝撃だ」として伝えたところによれば、トッテナムのファンサイト『SPURS WEB』が、くだんの号泣動画をアップしたところ、「最善を尽くしたソン・フンミンが心を痛めるような無数のコメントが寄せられた」という。

「彼は何もしていなかった」
「本当に良くなかった」
「今日はひどい」
「なぜ泣いているのか？」
「泣き虫め」
「優勝に値しないプレーだった」
「ソン・フンミンを愛しているが泣くことはない」

　記事は「慰めよりも批判の投稿が多かった」と指摘。これまでチームを牽引してきた自国のエースへの非難を嘆いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部