「クボにはひどい話だ」久保建英が身代わりでアーセナルへ? ESL離脱に激怒したペレス会長が“神童”の売却を拒否か

2021年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

アーセナルはウーデゴーの買い取りを検討

アーセナルに激怒したペレス会長(右)の判断が久保の去就に影響を与えるのか。(C) Getty Images

 世間を賑わしている欧州スーパーリーグ(ESL)構想が思わぬところで、久保建英の去就に影響するかもしれない。

 今シーズンも終盤を迎え、騒がしくなっているのが久保の去就だ。先日、スペイン全国紙の『AS』が報じたところによれば、コロナ禍の影響で、レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールのスペイン国籍取得が遅れており、「EU圏外枠」が空く見込みがないため、再レンタルの可能性が高くなっているようだ。

 そんななか、大手ではないものの、いくつかのメディアが伝えているのが、アーセナルへの移籍だ。現地時間4月24日にも、英メディア『Football365』が、ESLによって、久保のノースロンドン行きは加速する可能性を伝えた。

 記事によれば、アーセナルは現在マドリーからレンタルしているノルウェー代表の"神童"マーティン・ウーデゴーの買い取りを検討。本人も居心地の良さを感じているものの、アーセナルのESL撤退に怒ったマドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が2500万ポンド(約35億円)程度と見られている移籍を阻止する可能性があるという。

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 そして、その代わりとして、アーセナルのミケル・アルテタ監督が興味を持っているとされる久保を差し出すプランがあるようだ。『Football365』は「彼にはひどい話だ」としながらも、日本の至宝に太鼓判を押している。

「彼は本当にいい選手だと約束する。この19歳は、今シーズンに公式戦1ゴール・4アシストをマークし、成熟している。アーセナルへの移籍は彼の成長を促し、ウーデゴーの後釜としてのチャンスを与えるだろう。10番として快適にプレーし、本人は好きではないが、最前線でもプレーできる」

 果たして、久保のプレミアリーグ移籍はあるのか。今後の動向に注目が注がれている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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