後半ATにまさかの失点…リバプール、ニューカッスルに手痛いドローでCL出場権獲得へ黄色信号

2021年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

1度はハンドに救われるも…

先制点を挙げ、チームメイトと喜びを分かち合うサラー(左から2人目)。(C)Getty Images

 現地時間4月24日、プレミアリーグ第33節が開催され、アンフィールドでは7位のリバプールと、15位のニューカッスルが対戦した。

 開始3分、試合はいきなり動く。マネの左サイドからのクロスにフィルミーノが競り合い、こぼれたところをファーで反応したサラーがゴールに突き刺した。トップのケイン(トッテナム)へ1ゴール差に迫る、エースのリーグ戦20ゴール目で、ホームのリバプールが幸先よく先制点を奪う。

 20分にはピンチを招き、抜け出したショーン・ロングスタッフにフリーでシュートを浴びるが、GKアリソンの好守で防ぐ。

 29分には敵陣深くでボールを奪い、追加点のビッグチャンス。ただ、マネと、こぼれ球を拾ったジョッタのゴール至近距離からのシュートはいずれも得点には繋がらない。さらに36分にもサラーがGKと1対1の決定機を迎えるが、相手守護神ドゥブラフカに防がれてしまう。
 
 1-0で突入した後半もリバプールのペースで進んでいき、57分には相手のクリアを拾ったフィルミーノがペナルティエリア内から右足を振り抜くが、ここもドゥブラフカが立ちはだかる。

 反撃に出たいニューカッスルは60分にウィルソン、65分にウィロックを立て続けに投入。ただ、状況の打開には至らず、時間だけが経過していく。

 73分にはリバプールが再び追加点の絶好機。ショートカウンターから最後はマネのラストパスをペナルティエリア右で受けたサラーが左足でシュートを放つも、惜しくも枠を捉えることはできない。

 このまま1-0でリバプールが逃げ切るかと思われた92分、ニューカッスルはウィルソンがネットを揺らすが、ここはハンドで取り消しとなる。しかし95分、ラストプレーで、今度はウィロックが右足で押し込んで、正真正銘の同点ゴールを奪い、1-1のドローで終了。逆転でのチャンピオンズ・リーグ出場権獲得を目指すリバプールは勝点2を落とす結果となり、ニューカッスルは勝点1を拾う形となった。

 次節は5月2日にリバプールが敵地でマンチェスター・ユナイテッドと、ニューカッスルがホームでアーセナルと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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