【J1】連勝の鳥栖、ダービーで5発快勝の横浜が上位2チームを追走!レオ・セアラ、リンコンら新助っ人も登場

2021年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

横浜FCは11戦未勝利

横浜デビュー戦で、投入から1分後に挨拶代わりのゴールを叩き込んだレオ・セアラ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは4月24日、第11節の6試合を各地で開催した。FC東京を下したサガン鳥栖、横浜FCとのダービーを制した横浜F・マリノスが首位の川崎フロンターレ、2位の名古屋グランパスを追走している。

 横浜と横浜FCのダービーとなった一戦は、立ち上がりからハイラインで攻め続ける横浜が29分にマルコス・ジュニオールのPK弾で先制。その後もオナイウ阿道が2発、前田大然の得点もあり、リードを広げると、最後は新助っ人FWレオ・セアラも横浜デビュー戦でゴールを決め5-0で圧勝。横浜は開幕戦以降リーグ9戦無敗で、勝点21とし、前倒しで試合を終えていたセレッソ大阪を抜き4位に浮上した。横浜FCは11戦終えて未勝利。勝点2で最下位に沈む。

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 前節に2位名古屋を破った鳥栖は、敵地でFC東京と対戦。18分に酒井宣福が2戦連発となるゴールを決めると、34分には樋口雄太がミドルシュートを決める。後半、CKから森重真人の追撃弾を許すが、リードを守り2-1で逃げ切りに成功した。鳥栖は2連勝で3位をキープ。勝点23で川崎とは9差、名古屋と6差で追走している。

 ヴィッセル神戸は鹿島アントラーズと激突。28分にアユブ・マシカのスルーパスに抜け出した古橋亨梧がGKを冷静にかわすシュートを決め先制する。しかし、64分、鹿島の上田綺世に同点弾を許す。79分にはブラジル出身のFWリンコンが投入されてJリーグデビューを果たすが、スコアを動かす事が出来ず同点のままタイムアップを迎えた。両者は勝点1を分け合い、神戸は勝点20、鹿島は同12とした。
 
 アビスパ福岡は9分にオウンゴールで先制。28分にサンフレッチェ広島の東京五輪世代、東俊希に同点弾を許すが、58分に逆転に成功。右サイドからのエミル・サロモンソンのクロスのこぼれ球にキャプテンの前寛之が反応。左足を振り抜くと、ドライブがかかった豪快なボレーシュートが広島ゴールに突き刺さった。福岡はこれで今季2度目の連勝で勝点16に積み上げた。一方の広島は同17のままとなった。

 柏レイソルは徳島ヴォルティスをホームで迎え撃った。9分に呉屋大翔のゴールで先制すると、江坂任、椎橋慧也、仲間隼斗、そして呉屋が再び得点を挙げ、64分までに5点をを奪取。宮代大聖にゴールを許すが、5-1で勝利を収めた。3連勝を飾った柏は勝点13として、徳島は同14にとどまっている。

 北海道コンサドーレ札幌は、ベガルタ仙台の加藤千尋に16分に得点を許すが、55分に小柏剛のゴールでゲームを振り出しに戻すと、88分、福森晃斗の右CKからジェイがヘディングシュートを叩き込み逆転に成功。札幌が2-1で4試合ぶりの勝利を掴み取り勝点を11に。仙台はリーグ戦いまだ未勝利で同3となっている。

J1リーグ11節の結果は以下の通り。

【4月24日開催分】
札幌2-1仙台
FC東京1-2鳥栖
横浜5-0横浜FC
広島1-2福岡
5-1徳島
鹿島1-1神戸

【4月25日開催分】
清水湘南
浦和大分

【4月22日開催分】
名古屋2-0G大阪

【3月2日開催分】
川崎3-2C大阪

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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