「正直、このレベルの仕事をする準備が…」チェルシーMFが前監督ランパードにチクり!「ステップをすっ飛ばした」

2021年04月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ランパードの下で出場機会が減少

ジョルジーニョ(左)が解任されたランパード前監督(右)について語った。(C) Getty Images

 レジェンドがトップチームの指揮官となり、成功する例もあれば、うまくいかないケースもある。

 チェルシーは今季途中、指揮官フランク・ランパードを解任し、トーマス・トゥヘルを招聘した。前者が現役時代にチェルシーの黄金期を築いたレジェンドであることは言うまでもない。

 昨季から指揮を執ったランパードは、エデン・アザールらが退団し、クラブがFIFAから補強禁止処分を科されていた厳しい条件下で、チームを4位に導いた。だが、ティモ・ヴェルナーやカイ・ハベルツの獲得に大金を投じて迎えた2年目は、1月に解任の憂き目に遭っている。

 ランパードはビッグクラブを率いる経験が十分ではなかった――そう主張したのがチームの司令塔ジョルジーニョだ。『ESPN』ブラジルで、鋭い意見を飛ばしている。
 
「他クラブでの経験なく、自分がレジェンドであるクラブに来た。彼は早く来すぎたと思う。いくつかのステップをすっ飛ばしたんだ。正直、このレベルの仕事をするのに準備ができていなかったんだよ」

 イタリア代表の29歳は今季、ランパードの下でシーズン途中から出場機会が減少していた。だが、トゥヘルが就任してからは先発フル出場が多くなっている。一体どういった心境から、このようにコメントしたのだろうか。

 いずれにしても、ランパード政権は過去となった。チェルシーはトゥヘルの下でチャンピオンズ・リーグのベスト4に勝ち進み、来週から始まる準決勝でレアル・マドリーと対戦する。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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