【横浜】「この瞬間を待っていました」5年ぶりのJの舞台でさっそくゴール!FWレオ・セアラが喜びを爆発!

2021年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「みんながすごく温かく迎え入れてくれました」

投入からわずか1分でネットを揺らしたL・セアラ。喜びもひとしおだったようだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1第11節]横浜5-0横浜FC/4月24日(土)/日産スタジアム

 横浜F・マリノスが横浜FCとのダービーで5発完勝。これでリーグ戦9試合無敗と好調を維持した。

 立ち上がりから最終ラインを高く保って攻勢を強める横浜は、29分にPKでマルコス・ジュニオールが先制点を決めると、その5分後にもCKの流れからオナイウ阿道が追加点。後半に入っても勢いは止まらず、68分にカウンターからふたたびオナイウ、71分にも前田大然が決めてリードを4点に広げる。

 さらに極めつけは78分。この試合がJ1デビュー戦となったレオ・セアラが、敵陣中央でボールを拾って前線に抜けると、GKとの1対1を冷静に制してダメ押しのゴールを挙げる。途中出場からわずか1分で結果を出したL・セアラが、新天地で好スタートを切った。

 試合後にL・セアラは、自身のファーストタッチで奪ったゴールについて、「本当にこの瞬間を待っていました」と喜びを爆発させた。

「コロナでなかなか入国できないなか、(自分にとって)公式戦も3か月ぶりだった。そのなかで、デビュー戦で得点を決められたのはすごく嬉しい。振り返ってみると、得点はちょっと運もあり、相手に当たって僕のところにこぼれてきましたが、うまくゴールに流し込めたのはすごく良かったです」
 
 L・セアラは得点後にピッチ上でチームメイトから祝福されたあと、ベンチに向かっていき、そこでも歓迎を受けた。

「練習に合流してから4日ぐらいしか立っていないですが、みんながすごく温かく迎え入れてくれましたし、すごく嬉しい瞬間でした。このゴールは生まれてからまだ1か月の娘と、ブラジルにいる奥さんに捧げたいと思います」

 2016年のFC琉球在籍時は、J2で2得点のみと期待された結果を出せずに1年でブラジルに帰国したL・セアラ。5年ぶりのJ帰還となったが、「ハードワークや献身性はもっと伸ばしてチームに貢献したい」と横浜の一員として走り抜く覚悟だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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