「イ・スンウを追い出した日本人が…」鈴木優磨のステップアップ移籍に韓国メディアも注目!「より大きな舞台でプレーする可能性が高い」

2021年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ズズキの代役として、二人のストライカーが必要だ」

鈴木(右)とは対照的にイ・スンウ(左)はポルトガルへレンタルされた。(C) Getty Images

 ベルギーのシント=トロイデン(STVV)に所属する鈴木優磨は、リーグ4位の17ゴールを挙げてシーズンを終え、サポーターが選ぶチームのMVPにも選出された。

 この活躍に注目したのが、韓国のスポーツメディア『スポータルコリア』だ。「イ・スンウを追い出した日本人ストライカーが得点ランク4位、ビッグリーグに進出」と題した記事を掲載。「来シーズンから、より大きな舞台でプレーする可能性が大きくなった」と伝えた。

「スズキは、今年2月までシント=トロイデンで同じ釜の飯を食った(韓国代表MF)イ・スンウ(現ポルティモネンセ)を追いやってレギュラー奪取。リーグ戦34試合に出場して17ゴールを決め、チーム最多、リーグ4位の得点を記録。ファンが選んだシーズンMVPまで獲得した」

【動画】リーグ4位の17発! 鈴木優磨の圧巻ゴール集はこちら
 また、記事は「現地では、来シーズンにスズキがシント=トロイデンのユニホームを着てグラウンドを駆け巡る姿を見ることができないだろうしている」と綴り、ベルギーのメディア『Het Belang van Limburg』が「ズズキの代役として、二人のストライカーが必要だ」と伝えたことを紹介した。

『スポータルコリア』は「ズズキは少し前のインタビューで、イタリアのセリエAにプレーしたいという意向を示した」と掲載。同じくシント=トロイデンからボローニャに移籍した冨安健洋がレギュラーに定着していることを例に挙げ、「べルギーで2試合当たり1ゴールを決めたスズキも挑戦が可能であるという評価だ」と伝えている。

 ステップアップ移籍が濃厚視される鈴木は、果たしてどのリーグに向かうのか。その動向に隣国のメディアも注目している。

 構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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